えひめの食

柿(甘柿・渋柿) 生産者の紹介

柿(甘柿・渋柿)(西条市丹原町 )

生産地

西条市丹原町 

協力生産者

周桑地区「太天」生産協議会 会長 山内 公康さん

柿の栽培では100年の歴史がある周桑地区、ここで山内さんは太天柿(苗木を含む)を65a、他太秋柿、刀根柿、愛宕柿などを100a栽培しています。太天柿は国の果樹試験場で「黒熊」と「太秋」をかけあわせ、2009年に品種登録された大玉の渋柿で、果肉は黄金色でジューシー、サクサクとした食感、あっさりとした上品な甘さが楽しめます。
山内さんは農業を始めて28年目、農業大学校を卒業後に就農しました。家は愛宕柿農家でしたが、味の評判のよい太秋柿の栽培に取り組んだものの、作りにくさを感じていました。そこで子供にあたる太天柿の苗木を仲間5~6人で取り寄せ栽培を開始、現在では生産協議会の会長として全国に先駆けての産地化を進めています。
おいしく食べてもらえるように、と考えながら作業をしていると山内さん。大玉の柿なので、枝が折れないように枝吊りを行っています。また、細やかな枝吊りができるよう今年の3月から一部の園地で平棚を導入しました。太天柿は一番に大きさに目がいくけれど、おいしさが一番の売りと山内さん。今年もおいしい柿に仕上がったので、皆に食べて欲しいと話してくださいました。

2017年10月29日放送

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