えひめの食

栗 生産者の紹介

栗(伊予市中山町)

生産地

伊予市中山町

協力生産者

JAえひめ中央 栗部会長 長田 直一さん

長田さんは伊予市中山町で栗を栽培しています(今回2度目の取材になります)。
中山町は、結晶片岩土壌という肥よくな土地と、水はけのよい傾斜地で栗の栽培にはとても適しています。さらに、朝晩の寒暖差で甘味が増し、おいしい栗が育つのです。
取材にいった8月24日は、早生栗の日向(ひむか)の収穫風景をみさせてもらいました。まだ時期が早いため、熟した栗を竹で落として拾うという方法で、2メートルほどの竹の先がY字になっていて、そこに栗を引っ掛けて落とし収穫していきます。
収穫作業は10月ごろまで続きます。「最盛期には一日山におる」という長田さん、これから旬を迎え忙しくなるそうです。

さらに収穫後も11月から2月ごろまで、園内に日がさすように間伐から剪定(特に切った樹の片付けに苦労するそうです)、その後も肥料をやったりとまだまだ作業は終わりません。収穫後の作業をしっかりやらないと良い栗はできないんですね。
光沢があり、まんまるにふくれていてずっしりと重い栗がおいしいそうです。これから旬をむかえる栗、ぜひ召し上がってください。

2010年9月10日放送

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