ＪＡ愛媛たいきのトマトといえば「エコラブトマト」。これは、ＪＡ愛媛たいき管内で、愛媛県の基準より農薬・化学肥料を３０％以上減らして栽培された、環境に優しく農家の「愛」が詰まったトマトのことです。二宮さんはこのトマトを２２ａのビニールハウスで栽培しています。
トマト栽培で二宮さんの頼りになるパートナーはクロマルハナバチ。このハチは日本の在来種で、昼夜関係なく働きトマトの受粉をしてくれます。受粉をした際、雄しべに「バイトマーク」という茶色の跡を残してくれるので、受粉の有無を目で確認できます。開花から受粉されず３日経過したものは病気の原因になったりするので摘花するそうです。また、選果場から、時期に合わせた出荷基準のトマトの色づきを教えてもらうことにより、消費者にベストな状態のトマトを届けることができます。
おいしいトマトはずっしりと重みを感じ、実の先からスターマークと呼ばれるすじが入っているもの。農家の「愛」の詰まったエコラブトマトをガブっとまるごといただきましょう。

2015年6月4日放送

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