えひめの食

トマト 生産者の紹介

トマト(久万高原町)

生産地

久万高原町

協力生産者

JA松山市 大野 昌利さん文子さん

平均標高が800mという冷涼な気候の久万高原町。ここで、大野さんはトマトを21.5a、他水稲75a、ミシマサイコなどの薬草を40a栽培しています。トマトも品種は桃太郎。収穫時期は6月下旬から11月上旬で、収穫量は年間22~23t。最盛期には、1日で約500kg収穫するそうです。
久万高原町にトマトのハウスを建てたのは、33年前。その当時は文子さんがメインで作業をしていましたが、昌利さんが退職した後は一緒に管理をしています。大野さんはトマトの授粉にミツバチは使わず、一枝に花が3つ咲いたら植物成長調整剤を使っており、その際にその株の脇芽を取り除く作業を同時に行うことで、脇芽の有無を、作業をしたかどうかの目印がわりに使っています。また、結実した際は、花びらをそのままにしているとトマトに傷が付いてしまうので、一つ一つ取り除いているそうです。
農業は、作業などたくさんあって時間がかかるけど、全然苦じゃないよと大野さん。誰かから言われてやっているのではなく、自分たちが自分の好きなことを好きな範囲でやっているからだそう。これからも、夫婦2人とJAなどまわりの人達とも協力し合って、自分の出来る範囲で農業を続けていきたいと話してくれました。

2019年7月20日掲載

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