えひめの食

たまねぎ 生産者の紹介

たまねぎ(西条市丹原町)

生産地

西条市丹原町

協力生産者

JA周桑 玉葱部会長 戸田 博明さん

JA周桑のたまねぎ生産量は、県内のシェア約35%を占める産地です。この管内で戸田さんはたまねぎを90a、たまねぎの裏作として水稲、その他、白ねぎ、里芋なども栽培しています。たまねぎは収穫時期が4月から6月ですが、たまねぎの休眠現象や冷蔵庫での貯蔵を利用することで一年中流通し、和洋中どのお料理にも活躍する万能野菜です。
戸田さんは若い頃から自営業のかたわら農業に取り組み、約45年前にたまねぎの栽培を始めました。たまねぎは「肥え食い」と言われるほど肥料が必要な作物で、雑草を生やすとそれに養分を取られてしまうので、対策が必要。特に旧正月の頃に雑草が生えていると、収穫期にネギ坊主が出来てしまい、中に固い芯のある日持ちのしないたまねぎになってしまうと戸田さん。また、排水対策も必要で、湿度が高いと縦長のレモンのような形のたまねぎになるそうです。
毎回収穫が終わった時、もっと多く栽培しておけばよかったと思う、と戸田さん。管内の生産量はまだまだ少ないので、若い人に栽培を始めてもらえたらと考えているそうです。毎回、愛情を込めて栽培をしているので、いいたまねぎが出来ていると思う、おいしく食べてもらえたらと話してくれました。
2018年6月17日放送

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