磁場環境下における受精卵の凍結

(特許No. 特願2005-322235)


磁場環境下で凍結された生肉や鮮魚は、融解後のドリップ(凍結時の細胞破壊により融解時に細胞外に出る水分)の量を抑えるという知見をもとに、磁場環境下における受精卵の凍結法を開発しました。


特徴
(1)
特に性判別操作によりダメージを受けた受精卵の受胎率改善に効果的です。
(2)
全農ダイレクト凍結法(参照:全農ダイレクト凍結法について)により凍結しているため、移植操作が簡単です。
性判別された凍結受精卵の移植成績
 凍結法 移植例数 受胎率
 磁場凍結 34 76.5%
 既存の方法 24 58.3%