営農用ガス器具

光合成促進機の概要(LPガス式 光合成促進機 PDF:436KB)

 農作物の生長に欠かせないのが光合成であり、大気中の二酸化炭素を取り入れて酸素を発生させています。ビニルハウスを閉め切った状態で植物が光合成を行うと、大気中よりもハウス内の二酸化炭素の濃度が減少してしまいます。農作物が炭酸ガス(二酸化炭素)の飢餓状態になり、満足に光合成できずに生育が悪くなってしまうこととなります。

炭酸ガス未施用ビニルハウス内の二酸化炭素濃度の推移(イメージ)

イチゴハウスの設置事例

 ビニルハウス内を開放せず(温度を下げず)に二酸化炭素濃度を大気中に近い状態に保つための方法として、炭酸ガスを発生させて光合成を促すという考え方が生まれました。光合成促進機は二酸化炭素を発生させる機械で、炭酸ガス飢餓状態になってしまっている農作物に対して光合成に必要な二酸化炭素を補充し、植物の生長を助けることができます。光合成促進機はバーナーを燃焼させることで二酸化炭素を発生させており、送風機や循環扇を併用することでハウス内に二酸化炭素を行き届かせることができます。

炭酸ガス施用による農作物への効果

 花を付け、実を結ぶサイクルを繰り返す農作物(イチゴ・トマト・ナス・キュウリ・ピーマンなど)は、炭酸ガス施用により特に効果がみられています。その他にバラ・ラン・トルコギキョウなどの花き類やブドウ・マンゴー・メロンなども対象となっており、多様な農作物に効果がみられます。炭酸ガス施用による収穫時のメリットとして、大きく分けて(1)収量の増加、(2)大玉率の向上、(3)秀品率の向上の3点が挙げられます。