よくあるお問い合わせ

野菜・果物に関するお問い合わせ

Q1.野菜の「旬」を教えてください。

「旬」とは、そもそも生産・出荷の最盛期と言う意味です。
最近は、品種改良や栽培技術の進歩により、ハウス栽培や高原栽培などが普及し、年間を通しての栽培ができるようになったため、昔のような「旬」がわかりにくくなってきています。
たとえば「はくさい」。冬野菜の代表の一つでしたが、栽培技術の進歩により春から夏の収穫も盛んになり四季の野菜に変わってきています。鍋物や漬物などのほかに、夏場にサラダ感覚で食べるなんて方法もあるようです。

Q2.春の七草ってどんなものがあるのですか?

せり(芹)・なずな(薺)・ごぎょう(御形)・はこべら(繁縷)・ほとけのざ(仏座)・すずな(菘)・すずしろ(清白)の七草です。平安時代に「四辻の左大臣」が歌に詠んでから春の七草として定着してきたと言われています。
ちなみに御形は別名母子草、仏座は現在のほとけのざではなくタビラコをさし、すずなはカブ、すずしろは大根のことです。

<一口メモ>
1月7日に、一年の無病息災を願って「七草粥」を食べる習慣があります。これは、1月7日に七種類の野草の若草を粥にして食すことが奈良時代に中国から伝来し、平安時代(890年頃)に宮中行事となったことに始まります。
「七草粥」の作り方ですが、うるち米にもち米を加え粥にします。七草は根も含め水洗いして細かくきざみます。細かく刻んだ七草を粥の仕上げに入れ、塩をひとつまみで出来上がりです。ぜひお試しあれ。

<一口メモ>
ちなみに七草を細かくきざむとき「なずな七草唐土(とうど)の鳥が大和の国に渡らぬ先(まえ)に七草祝うストトのトントン」などと囃すと悪い鳥を追い払うという言い伝えがあるそうです。

Q3.1日に必要な野菜の量ってどれぐらいですか?

健康を維持するために必要な野菜の摂取目標量は、成人一人1日350g以上と言われています。
野菜350gは野菜料理5皿分に相当します。これは、日本人の食生活を分析し整理されたもので、1皿を約70gとしてカウントし、野菜サラダやほうれん草のおひたし、きんぴらごぼうといった小鉢なら「1皿」、野菜炒めなど野菜の量の多い料理なら「2皿」となります。これなら、食べた野菜料理を大まかに数えるだけなので、楽しみながら確認できますよね。

<一口メモ>
栄養のバランスが素晴らしいと世界から評価されていた日本型食生活ですが、この30年ぐらいの間に大きく乱れてきました。中でも日本人の野菜の消費量は減り続け、90年代後半には米国にも追い抜かれ、ヨーロッパ諸国と比較しても低い水準になっています。
ところで、ご家族の健康的な生活を応援するために、厚生労働省と農林水産省が合同で「食事バランスガイド」を作成しているのをご存知ですか?。これは一日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかが一目でわかる食事の目安です。あなたの一日に必要な摂取目安を確認し、正しい食事を心がけましょう。
改善ポイントは3つ 
○食事はバランスよく!(主食・副菜・主菜・牛乳乳製品・果実)
○朝食は欠かさず食べよう!
○野菜を積極的に取って味覚を知ろう!

食事バランスガイド ホームページへ

Q4.マイナー作物とは何ですか?

たとえば、ツルムラサキ・クワイ・シソ・ミツバ・自然薯・オカヒジキなど生産量の限られた作物で、定義としては、原則、国内生産量が3万トン以下の農産物のことです。現状の農薬取締法では、これらのマイナー作物に関して作物ごとに定められた適用農薬の種類が少ないという課題を内包しています。農薬を用いて防除する場合は、十分注意して薬剤選定する必要があります。

Q5.ほうれん草は、横に寝かせるよりも、立てて保存したほうがよいと聞きましたが、本当ですか?

本当です。
野菜は収穫後も生きているため、立って育っていたほうれん草を横にして保存すると、立とうとする力が働いて余分なエネルギーを使いせっかくの栄養を消費してしまうからのようです。
ほうれん草の他に、立てて保存した方がよいと言われている野菜には、春菊やアスパラ、ねぎ、とうもろこしなどがあげられます。つまり、育った状態での保存が望ましいと言う訳です。
ちなみに、保存するときは濡れた新聞紙に包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存されるとよいでしょう。

<一口メモ>
ほうれん草は鮮度劣化が早い野菜です。古くなればなるほどビタミン量が減ってしまうので、なるべく早く食べましょう。また、美味しいほうれん草の選び方は、みずみずしく葉の緑色が濃く、茎は太過ぎず、根元の切り口が新鮮できれいな赤色のものがよいと言われています。

Q6.ズッキーニは緑黄色野菜ですか?

ズッキーニは、かぼちゃの仲間なので緑黄色野菜だと思われがちですが、緑黄色野菜とはされていません。理由は、厚生労働省が規定している緑黄色野菜の基準「新鮮な野菜100g中にベータカロチンを600マイクログラム以上含有するもの」に達していないためです。ちなみに、ズッキーニのベータカロチン含有量は310マイクログラムです。よく知られている緑黄色野には、かぼちゃやほうれん草、にんじんなどがあります。
また、緑黄色野菜以外の野菜は淡色野菜といいます。
(五訂食品分析表〔生〕基準)

<一口メモ>
ベータカロチンが600マイクログラム以下ですが、多く食べられているトマトとピーマンは、慣例的に緑黄色野菜なのだそうです。

Q7.はくさいの選び方を教えてください。

はくさいの原産地は中国北部と言われています。昔からある野菜のように思われるかもしれませんが、日本にやってきたのは明治時代、本格的に普及し始めたのは昭和と、まだまだ歴史の浅い野菜です。
選び方は、しっかり葉が巻いているずっしりしたものを選ぶとよいでしょう。保存方法は新聞紙にくるみ涼しいところに縦置きしておきます。使い切れなかったものは、ラップにくるんで冷蔵庫で保管してください。

<一口メモ>
はくさいには、カリウムが比較的多く含まれています。その他にも、緑黄色野菜ほどではありませんが、ビタミンCや食物繊維、旨み成分であるアミノ酸や糖分が含まれています。
また、味にくせがなく繊維が柔らかいので、鍋物をはじめクリーム煮や炒め物、キムチや塩漬けなどの漬物などいろいろな料理に利用できます。

Q8.おいしいだいこんの選び方を教えてください。

日本では古くから各地でいろいろな品種が作られてきましたが、現在は青首だいこんが全国的に普及しています。年中出荷されているだいこんですが、生育に適した温度は17-20℃で、冷涼な気候を好みます。春だいこん・秋冬だいこんは温かい神奈川県、千葉県、宮崎県などを中心に、夏大根は冷涼な気候の北海道や青森県などを中心に生産されています。
選び方ですが、しっかりと太りずっしりと重いものが新鮮です。葉つきのものは茎から葉までみずみずしいもの、カットしたものは切り口がきめ細かくスが入っていないものを選んでください。また白くハリがありヒゲ根が一直線に並んでいるものはおいしいと言われています。
保存方法は、葉をつけておくと養分をとられるので、すぐに切り落とし、しっかりラップなどして水分を保持してから、冷蔵庫の野菜室に保存してください。

<一口メモ>
だいこんの根にはビタミンCやデンプン分解酵素のアミラーゼが含まれています。胸やけ、胃もたれをしにくくしてくれます。葉にはカロテン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維が含まれています。捨てずに炒め物などに使ってみてください。
また、だいこんは部位によって味が違うので調理法を上手に使い分けると、よりおいしく食べることができます。上部はおろし、煮物、サラダなどに、下部は漬物などに向いています。

Q9.白ねぎの選び方を教えてください。

ネギは、奈良時代の木簡や「日本書紀」にも表記があり、古くから食されてきた野菜です。大きく分けると葉鞘部を食べる白ネギと葉を食べる青ネギがあります。栽培方法によっては両方に使える中間品種も出てきました。ご質問の白ネギは、夏ネギと秋冬ネギに大別され、夏ネギは茨城を中心に、秋冬ネギは千葉県や埼玉県を中心に生産されています。
選び方ですが、重さがあり表面がなめらかでよく締まっているものがよいとされています。乾燥してフカフカしたものは避けましょう。また、緑と白の境がくっきりしているものほど丁寧に栽培されたものと言われています。
保存方法ですが、上に伸びようとする性質があるため横にして置くと曲がってしまいます。新聞紙にくるみ、立てて保存してください。

<一口メモ>
ネギに含まれる硫化アリルには、血行を良くして体を温める作用があります。さらに肉や魚の生臭さを消す働きもあるので、肉や魚との相性は、栄養面でも味の面でもとてもよいです。

Q10.シシトウの辛さの違いは何ですか?

ししとうの辛さはカプサイシンという物質ですが、水不足や夜温が高いと、増えるといわれています。だから夏場のシシトウは、辛いものが多いそうです。

Q11.きゅうりを購入して食べたところ、きゅうりに苦味がありました。なぜですか?

瓜科の植物に含まれる苦味物質ククルビタシンが通常よりも多くつくられたことが原因と考えられます。このククルビタシンは、強い毒性はなく量も少ないので食べても健康上の問題はあり ません。

Q12.メロンを購入して食べたところ、メロンに苦味がありました。なぜですか?

瓜科の植物に含まれる苦味物質ククルビタシンが通常よりも多くつくられたことが原因と考えられます。このククルビタシンは、強い毒性はなく量も少ないので食べても健康上の問題はありません。

Q13.メロンを購入して食べたところ、メロンに異常な味がし、舌先がピリピリしました。なぜですか?

メロンが熟しすぎて揮発性物質(エタノール、酢酸エチル、炭酸ガス等)が生成され、口の中を刺激したものと考えられます。

Q14.トマトを購入して食べたところ、トマトに苦味がありました。なぜですか?

トマトの成長過程で微量に生成される、アルカロイドによる苦味と考えられます。通常 トマトの成熟とともにアルカロイドは減少し苦味はなくなりますが、成熟過程で温度が低下 するとアルカロイドの減少が阻害されて苦味が残ることがあります。

Q15.キャベツを購入して食べたところ、キャベツに石油臭がありました。なぜですか?

キャベツ等のアブラナ科の植物には、イソチオシアネート等の辛味成分が生成されます。 これが分解してジメチルサルファイドとなり、濃度が高くなると石油に似た異臭と感じるため と考えられます。

Q16.りんごの栄養価を教えてください。

りんごの主成分はもちろん糖分で、主に果糖とブドウ糖が含まれています。意外と多いのが、ミネラルのカリウムやペクチン・セルロースなどの食物繊維、そしてリンゴ酸などです。
ちなみに風邪の時に、すりおろしりんごがよく登場するのは、リンゴ酸の消炎効果を期待したものです。

<一口メモ>
カリウムは、取りすぎたナトリウムの排出を促進し、血圧を下げる働きがあります。また、りんごの食物繊維には整腸作用や過剰なコレステロールを排出してくれる働きがあると言われています。

Q17.おいしい柿の選び方を教えてください。

一般的には、ハリと艶があり、全体的に均一に赤く色づき、大きくて形の整ったもの、また、果肉とヘタの間に隙間が入る「ヘタ隙き」でないものを選ぶとよいといわれています。柿はヘタで呼吸しており、その生育にはヘタが重要な役割を担っています。ヘタが4枚揃っていてしっかりした柿は、実も大きくなるし、おいしく仕上がります。
召し上がるときの工夫として、柿はヘタの反対側が甘いので、縦にくし型にきると甘みが均一でいただけます。

<一口メモ>
ビタミンCと言えば柑橘類と思われるかもしれませんが、柿にも以外と豊富に含まれています。豊富なビタミンCと渋みのタンニンには、血液中のアルコール分を体外に排出する働きがあり、カリウムの利尿作用とともに二日酔いに効果があると言われています。また、鮮やかなオレンジ色はカロチンを含み、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」なんてことわざもあるようです。
こんな柿ですが、消化があまりよくなく、また体を冷やす作用もありますので、冷え性の方はくれぐれも食べすぎにはご注意を。

Q18.おいしい温州みかんの選び方を教えてください。

一般的には、濃褐色で着色がよく、肌がきめ細かくなめらかで、よくしまっているものがよいと言われています。品種により差はありますが、ヘタの切り口が小さいもの、比較的扁平なもの、まわりもよく熟れて黄色くなったものが、比較的よいとされています。
ある程度保存が効くといわれているみかんですが、湿度が高いと傷みやすくなりますので、風通しのよい涼しいところに保管してください。

<一口メモ>
寒い時期にテレビを見ながらコタツに入ってゆっくりとみかんを食べるって・・・なにかホッとしませんか? みかんは、いうまでもなくビタミンCが豊富です。一日2個食べれば概ね一日に必要なビタミンCが取れるそうです。

Q19.スイカの栄養価と歴史について教えてください。

スイカの果肉の約95%は水分で、このうち4~6%が糖分です。水分が多いので栄養価が低いように思われますが、そうでもありません。ビタミンは、A (Β-カロチン) 、B1、B2、Cの他、カルシウム、リン、鉄、カリウム等のミネラル類、グルタミン酸やアルギニンなど、多くの成分をバランスよく含んでいます。
原産地はアフリカで、日本のスイカの起源については、一般的に寛永年間(1624-1643)に渡来したといわれています。

Q20.「エプロン」小冊子に「モロヘイヤの枝には毒がある」と書いてありましたが、売っているものは大丈夫ですか?

モロヘイヤの種子にはストロフェチジンという毒性があることが確認されていますが、今までに、モロヘイヤの葉から毒が検出されたという事例はありません。
モロヘイヤは、ベータカロチンやビタミンE、食物繊維などが豊富な栄養価の高い緑黄色野菜で、近年一般家庭にも普及してきました。アクが強いですから、茹でてアク抜きしてから、おひたしや和え物などで召し上がってみてください。また、鮮度が落ちるとか堅くなってしまうので、なるべく早く食べましょう。

<一口メモ>
モロヘイヤは、一年草の植物で、葉を刻むとぬめりがでるのが特徴です。原産地はインド西部からアフリカ大陸で、エジプトやアラビア半島では、5000年以上前から食べられていたそうです。日本に入ってきたのはまだ日が浅く、栽培されるようになったのも近年です。

Q21.遺伝子組み換え作物について教えてください。

生物から有用な性質(特定の除草剤で枯れにくい、害虫に強い、特定の成分を含むなど)を持つ遺伝子を取り出し、植物に組み込んだ作物を遺伝子組み換え作物といいます。
平成19年には全世界で1億1,430万ヘクタール、日本の耕地面積の25倍以上に作付けされ、その作付け国は50%が米国、つづいてアルゼンチン17%、ブラジル13%、カナダ6%、インド5%、中国3%となっています。
現在のところ、国内での遺伝子組み換え作物の栽培は、試験場以外ではされていませんが、輸入はされています。国内で流通・販売が認められている遺伝子組み換え作物は、「大豆」・「とうもろこし」・「じゃがいも」・「なたね」・「綿実」・「てん菜」・「アルファルファ」・「パパイヤ」の8作物です。

<一口メモ>
遺伝子組み換え商品には、表示が義務付けられています。現在、義務付けられているのは、8つの作物「大豆」(枝豆、大豆もやしを含む)・「とうもろこし」・「じゃがいも」・「なたね」・「綿実」・「てん菜」・「アルファルファ」・「パパイヤ」と33品目の加工食品です。表示の方法は遺伝子組換え作物を使用した商品には「遺伝子組換え」、遺伝子組換え作物が混じっている可能性がある商品には「遺伝子組換え不分別」と明記するというものです。
ただし、(1)油やしょうゆなど製造の過程で組み込まれた遺伝子やその遺伝子がつくる新たなタンパク質が技術的に検出できない場合、(2)原料の重量に占める遺伝子組換え原料の割合が、上位3位以内でかつ5%以上でない加工食品等は、表示が省略できることになっています。もっと詳しいことが知りたい場合は、厚生労働省の「遺伝子組換え食品ホームページ」をご覧ください。

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Q22.枝豆の「紫ずきん」について教えてください。

枝豆の「紫ずきん」は、新丹波黒をもとに京都府が1995年に種苗登録した品種です。一般の枝豆より粒が大きく甘味が強いのが特徴です。