オイル選びのポイント

POINT-1 オイルの規格とグレード

オイルを選ぶときには、まず、規格とグレードを確認し、そのオイルの基本的な性能、品質を知ることが重要です。主なものにAPIサービス分類とILSACがあります。

1.APIサービス分類(グレード)

API(アメリカ石油協会)が制定するエンジンオイルの品質・性能の規格分類で、頭文字「S」はガソリンエンジン用、頭文字「C」はディーゼルエンジン用オイルです。ガソリンエンジン用オイルにはSAからSN、ディーゼルエンジン用オイルにはCAからCFまでの分類があり、アルファベットが後になるほど性能・品質が高くなります。

2.ILSAC

ILSACは国際潤滑油規格化認証委員会の略です。日本およびアメリカの自動車工業会が制定する自動車用オイルの基準を表します。2011年3月現在、一番グレードが高いものはGF-5になります。

(ILSAC規格=API規格+省燃費性能)

POINT-2 オイルの粘度

オイル選びは、その車の要求性能、お客様の使用形態にあわせて適切な粘度選びが重要です。

3.SAE粘度分類(粘度)

SAE(アメリカ自動車技術者協会)がオイルをその粘度によって分類したものです。

Wのついた数字は冬場における最低温度を考慮し、またWのつかない数字は夏場における最高温度を考慮して範囲が決められています。

いづれの数字も大きくなるほど粘度が高くなります。しかし、最近の傾向として、省燃費性の追及からエンジンオイルは一般部品から機能部品へと役割が上がってきました。

従来の外気温に合わせてという考え方からエンジン設計に合わせた(カーメーカー推奨)粘度選定に変わってきております。

[注意事項]

ガソリンエンジンオイルは兼用タイプを除き、ディーゼルエンジンオイルの代用はできません。軽油に含まれるイオウが燃焼して発生する硝酸を中和する添加剤がガソリンエンジンオイルには含まれていないためです。