にしの風 2023年8月号
6/12

令和5年産麦類検査格付程度統一会令和5年度農産物検査員育成研修開講式令和5年度経友会総会麦の集荷控え検査技術磨く農産物の検査のプロを目指してOB・OG総会農産部農産課が事務局を務める長崎県JA農産物検査協議会は6月9日、本格的な麦検査の開始を前に、諫早市で令和5年産麦類検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上のために毎年行われ、今年は県下JAの農産物検査員29人が参加しました。開催にあたり九州農政局の金藤一寿検査技術指導官からは、2022年5月に検査内容(①機械鑑定を前提とした農産物検査規格の策定、②サンプリング方法の見直し、③農産物検査証明における「皆掛重量」の廃止、④銘柄の検査方法等の見直し、⑤荷造り・包装規格の見直し)の改正が行われたことの説明がありました。各JAが小麦の「シロガネコムギ」「チクゴイズミ」「ミナミノカオリ」「長崎W2号」、大麦の「はるか二条」、裸麦の「長崎御島」あわせて59点を持ち寄り、農産物検査員が班ごとに分かれて鑑定を実施し、九州農政局長崎県拠点の農政業務管理官の指導により等級を確認しました。今年の作柄は降雨などの影響がありましたが、収穫作業は概ね順調に進みました。収量・品質も良好となっています。農産部農産課では6月13日、長崎市で令和5年度農産物検査員育成研修の開講式を開催しました。同研修会は農産物検査員の資格取得を目指す県下JA職員向けに行われており、今年は県下6JAより14人が参加しました。農産物検査員とは、米・麦・大豆・そば等の農産物の検査のプロとして、これから半年間ののべ17日間で講習や鑑定の練習を行い、12月の筆記および実技試験に挑みます。開講式では、受講者各人から、育成研修ならびに資格取得に向けた決意表明があり、生産者や職場への貢献などの意気込みが語られました。JA全農ながさきのOB・OGの親睦を目的とした経友会の総会が7月25日に長崎市で開催されました。206人の会員のうち39人の会員が出席され、最高齢の出席者は90歳でした。総会に先立ち、県本部の谷口政秀県本部長より長崎県本部事業概況等の説明を行い、総会では5議案が審議され、それぞれ承認されました。また、今年は役員改選も行われ、地区ごとの新役員が選任され、新たな会長・副会長も決定されました。コロナ禍のため令和元年度以来の開催ということで、総会後の懇親会では4年ぶりの再会に話も弾み、皆さま楽しまれている様子でした。鑑定を行う農産物検査員意思表明を行う参加者の皆さん総会での記念撮影          6

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る