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リリース

2015年06月19日

全国農業協同組合連合会(JA全農)

平成27年7~9月期の配合飼料供給価格について

平成27年7~9月期の配合飼料供給価格については、飼料情勢・外国為替情勢等を踏まえ、平成27年4~6月期に対し、全国全畜種総平均トンあたり約1,800円値下げすることに決定しました。 なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なります。

飼料情勢は以下のとおりです。

1.飼料穀物
とうもろこしのシカゴ定期は、3月には390セント/ブッシェル前後で推移していたが、3月31日米国農務省発表の作付意向調査で新穀の作付面積が事前予想を上回ったことから軟調に転じ、370セント/ブッシェル台まで下落した。その後、天候に恵まれ作付けが順調にすすみ、5月12日発表の米国農務省需給見通しで、生産量が史上3番目の高水準になると見通されたことから軟調な展開が続き、現在は360セント/ブッシェル前後で推移している。また、シカゴ定期に加算される内陸産地からの運賃などは、輸送需給の緩和などから値下がりしている。
今後は、米国産新穀の作柄に影響を与える夏場の受粉期にむけて天候に左右される相場展開が見込まれる。

2.大豆粕
大豆粕のシカゴ定期は、3月上旬には370ドル/トン前後で推移していたが、南米産新穀大豆が豊作であることに加え、3月31日米国農務省発表の作付意向調査で、米国産新穀大豆の作付面積が前年に比べ増加し需給が緩和するとの見方から340ドル/トン台まで下落した。その後、5月12日発表の米国農務省需給見通しで、史上最高  
の豊作であった昨年に近い生産量が見通され、大豆の期末在庫率が13%台に改善したことから下落し、現在は330ドル/トン台で推移している。
国内大豆粕価格は、シカゴ定期の下落により値下がりが見込まれる。

3.海上運賃
米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、燃料価格の下落により3月には33ドル/トン前後まで値下がりした。その後、南米産新穀の輸出が4月に最盛期をむかえ一時的に上昇したものの、南米産新穀の輸送需要が一段落し船腹需給が緩和したことから下落し、現在は32ドル/トン台で推移している。
今後は、中国向け石炭の輸送需要が減少していること、船腹需給が緩和していることなどから弱含みで推移すると見込まれる。

4.外国為替
外国為替は、3月以降米国の利上げ期待が強まるなかで、雇用統計など米国の経済指標が低調であったことから119~121円台のレンジで推移してきたが、5月下旬に米連邦準備理事会議長が年内に利上げすることが妥当と発言したことを受けて、5月末から124円を超える円安となっている。
 今後は、急速な円安の進展に対する警戒感があるものの、米国の利上げ観測や日本の金融緩和継続から、円は弱基調で推移すると見込まれる。

以上から、とうもろこし・大豆粕価格などが値下がりすることにより、平成27年7~9月期の配合飼料価格は前期に比べ値下げとなる。

以上

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