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2015年12月04日

全国農業協同組合連合会(JA全農)

肥料の回収および農産物への対応について(第6報)~旭肥料株式会社および相模肥糧株式会社の調査結果について~

 本会が旭肥料株式会社(本社東京都北区、染谷信広代表取締役)、相模肥糧株式会社(本社小田原市、廣澤典昭代表取締役社長)、から購入している肥料について、本会との契約と異なる原料や配合割合で製造された肥料が存在することが、本会の調査で判明しました。両社は自主的に出荷を停止し、独立行政法人 農林水産消費安全技術センター(以下、FAMIC)へ報告しました。本日、農林水産省はFAMICの立入検査の結果および指導状況を公表し、本会およびその他の販売業者に対して、法違反が認められた肥料について自主回収を行い、その結果を報告するよう指導通知を発出しました。
 生産者の皆様には多大なご心配をお掛けしたこと、深くお詫び申し上げます。

1. 経過
 11月6日 本会の書面調査において、両社から製造上の問題があるとの報告
 11月8日 本会の旭肥料への立入調査
 11月9日 旭肥料が自主的に出荷停止
 11月11日 本会の相模肥糧への立入調査
 11月12日 相模肥糧が自主的に出荷停止
 12月4日 農林水産省の立入検査結果および指導の公表


2. 農産物への影響
 両社が使用している原料は通常の肥料製造に使用されているものであり、これらの肥料を使用した農産物の安全性には問題ありません。
内成分切れはあったものの、窒素全量、りん酸全量、加里全量などの主要成分は保証値が確保されているので、作物の生育に影響はないと認識しています。
 また、現時点では本会の両社取扱い銘柄は「特別栽培農産物」「有機農産物」等の栽培に使用されている実態は確認されていません。


3. 本会の調査結果
(1) 旭肥料
  本会取扱い211銘柄※(平成26年度取扱実績5,188トン)を調査した結果、つぎの問題を確認しました。
ア.有機原料を他の有機原料に変更しているもしくは有機の割合を変更
イ.その結果、内成分である水溶性りん酸の成分が不足
ウ.無機原料を他の無機原料に変更

(2) 相模肥糧
  本会取扱118銘柄※(平成26年度取扱実績2,189トン)を調査した結果、つぎの問題を確認しました。
ア.有機原料を他の有機原料に変更、もしくは有機の割合を変更
イ.その結果、内成分であるアンモニア性窒素と水溶性りん酸の成分が不足
ウ.内成分である水溶性りん酸の保証票の成分を誤表示
エ.無機原料を他の無機原料に変更
 ※全農の取扱い銘柄数であり、農林水産省の公表した銘柄数とは一致しません。


4.当面の対応
 本会は農水省の指導通知を受け、法違反が認められた肥料を自主回収し、結果を報告します。
農林水産省は両社に対し、法違反が認められた銘柄については、肥料の保証票の記載を改めるまでの間出荷を停止するよう指導しています。(原材料または材料の使用不適正とされた旭肥料製の1銘柄「スイカ配合肥料1号」を除く)。両社はその指導に従い、保証票の記載を改め、出荷を再開するとしています。
 両社に対しては、原因究明と今後の品質管理の徹底を強く申し入れます。


5. 今後の対応
 後日、他のメーカーの調査結果、太平物産に対する調査結果、本会の品質管理強化策について、報告します。


                                                                以上

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