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リリース

2017年09月22日

全国農業協同組合連合会(JA全農)

平成29年10~12月期の配合飼料供給価格について

平成29年10~12月期の配合飼料供給価格については、飼料情勢・外国為替情勢等を踏まえ、平成29年7~9月期に対し、全国全畜種総平均トンあたり約400円値下げすることを決定しました。

なお、改定額は、地域別・畜種別・銘柄別に異なり、一部の畜種・銘柄では値上げとなります。

飼料情勢は以下のとおりです。

飼料穀物

とうもろこしのシカゴ定期は、6月には370セント/ブッシェル台で推移していたが、生育期の天候により値動きの激しい展開となり、一時400セント/ブッシェル前後まで上昇した。その後、受粉期の天候が改善したことや、8月10日発表の米国農務省需給見通しで、単収が市場予想を上回ったことなどから軟調な展開となり、現在は350セント/ブッシェル台となっている。
今後は、生産量に影響を与える収穫期の天候に左右される相場展開が見込まれる。
また、主に肉牛用飼料に使用される大麦の相場は、主産地の豪州での旱魃により、生産量が減少する見通しとなったことから、上昇している。

大豆粕

大豆粕のシカゴ定期は、6月には330ドル/トン台で推移していたが、高温乾燥による米国産大豆の作柄悪化懸念から360ドル/トン台まで値上がりした。その後、天候の改善により下落に転じ、8月10日発表の米国農務省需給見通しで、単収見通しが上方修正され期末在庫が増加したことなどから軟調な展開が続き、現在は330ドル/トン前後となっている。
国内大豆粕価格は、シカゴ定期の下落などにより、値下がりが見込まれる。

海上運賃

米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、5月には37ドル/トン台で推移していたが、中国向け大豆や石炭などの輸送需要に加え、南米産穀物輸出が増加したこと、原油相場が堅調に推移していることなどから値上がりし、現在は40ドル/トンを超える水準で推移している。
今後は、輸送需要が引き続き旺盛であると予想されることなどから、海上運賃は堅調に推移するものと見込まれる。

外国為替

外国為替は、6月中旬には110円前後であったが、米国の利上げが6月に行われ、年内の追加利上げ観測も高まったことなどから114円台まで円安がすすんだ。その後、米国の経済政策に対する先行き不透明感や北朝鮮情勢のリスクの高まりなどから円高がすすみ、現在は109円前後となっている。
今後は、米国の経済政策および各国の金融政策や地政学的リスクなどを材料に、一進一退の相場展開が見込まれる。

以上から、とうもろこし・大豆粕価格などの値下がりにより、平成29年10~12月期の配合飼料価格は前期に比べ値下げとなる。ただし、大麦価格などの値上がりにより、一部の畜種・銘柄については値上げとなる。

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