船橋人参共販推進委員会 船橋地区 もっと安心農産物生産グループ (ベータリッチ)
生産組織
船橋市内での春ニンジン栽培は戦後まもなく進駐軍の食料供給のため始まりました。当初は、東京湾岸の温暖な気候を利用した降霜避けのヨシズを利用した覆下ニンジン栽培として始まり、その後ビニールやポリエチレンフィルムの普及とともにトンネル栽培が始まり栽培面積も徐々に拡大しました。昭和42年には国の指定産地の認定を受け、春どりニンジンの栽培面積は全国有数の規模を誇っております。ベータキャロットの栽培は、平成6年から試験栽培に取り組み、栽培技術が確立した平成11年から共販に取り組んでいます。平成15年産から「もっと安心農産物」生産・販売運動に取り組み、平成17年産からは「ちばエコ農産物」の産地指定認証を受けて生産に取り組んでいます。更に、平成18年産からは、生産者全員がエコファーマーの認定を受けて環境にやさしい農業に取り組んでいます。
船橋は、都市近郊の野菜産地で消費地に近いという地の利を生かし、新鮮で安心・安全な農産物生産に取り組んでいきます。
品目
従来品種のニンジンと比べベータカロテンの含有量が多く、甘く柔らかでジュースやサラダなどで食べるのに最適です。
■品種 ベータキャロット
栽培の特徴
主に、馬糞を原料とした完熟堆肥により土作りに取り組んでいます。ちばエコ農産物生産基準に対応した専用の有機配合肥料を肥料メーカーと共同で作成して農産物の品質向上に努めています。
病害虫の発生が少ない時期の作型で栽培しています。ニンジン栽培に適した圃場を選び栽培することで防除回数を少なくしています。
統一栽培暦 | PDF挿入 |
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化学窒素成分量(kg/10a) | 10kg |
参考:慣行の1/2量 | 10kg |
化学合成農薬使用(成分)回数 | 6回 |
参考:慣行の1/2回数 | 6回 |
栽培記録簿 |
出荷販売情報
出荷期間は、4月下旬から6月上旬までの期間に限定して指定出荷市場を通して大手量販店で販売しています。
出荷計画数量 | 130,000 kg |
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出荷開始(予定)日 | 4月下旬 |
出荷終了(予定)日 | 5月下旬 |
出荷先 | 卸売市場 |
生産・販売・出荷の状況
産地取り組み体制
産地責任者 | JAいちかわ 代表理事組合長 時田正一 |
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生産行程管理責任者 | JAいちかわ 船橋経済センター 営農課長 鈴木健一 |
販売(格付け)責任者 | JAいちかわ 船橋経済センター 営農課 狩野 茂春 |
情報開示責任者 | JAいちかわ 船橋経済センター 営農課長代理 羽鳥 友浩 |
内部検査者 | JAいちかわ 船橋経済センター長 笠井 弘幸 |