ほうれん草 岐阜県は全国でも有数のほうれん草産地
岐阜県では標高差を活かして一年中ほうれん草を栽培しています。夏は飛騨地域を中心とする標高600~1,200mの高冷地で、冬は冷たい伊吹おろしの吹く平坦地で栽培されています。一年中ほうれん草を出荷している産地は全国的にも珍しく、様々な作型を導入して実現しています。
岐阜県のほうれん草栽培
雨よけ栽培
高冷地で栽培されている夏ほうれん草は、すべて雨よけハウスで栽培されています。側面を防虫ネットで覆った雨よけハウスの中で栽培します。雨による泥はねがないため、病気の発生が少なくなることと、防虫ネットで覆うことで農薬を減らした栽培ができます。
ハウス栽培
ビニールハウスの中で栽培をするので、保温効果と雨や風に当たらないことから、品質の良いほうれん草ができます。また雨や雪の日の収穫作業も楽で、安定出荷ができます。
トンネル栽培
低温期に保温効果と雨や雪にさらさないためにビニール等で畝を覆って栽培します。ハウスに比べ保温効果は劣りますが、経費は安く、移動も可能です。
露地栽培
収穫までに日数がかかる分、株がしっかり張って、葉が厚い肉厚なほうれん草ができます。ほうれん草にとっては旬の季節で、甘味の強いほうれん草が出荷されます。
飛騨ほうれん草イメージキャラクターのご紹介
岐阜県の中で圧倒的な生産量を誇る飛騨地域には、「ひだのほうちゃん」という名前の可愛らしいイメージキャラクターがいます。商品に使用している袋や売り場に飾られたポスターなどに描かれていますので是非探してみてください。イベントなどで会うことができるかも!?
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