生産者紹介 ― 08
小川 丸江さん
【生産品目】 「3-R」循環野菜(リーフレタス、キャベツ)など
畜産たい肥を使用し、野菜の栽培に取り組まれています。
Profile
小川さんが野菜を生産する畑は尾道市の山間部に位置する木ノ庄町にあります。ご夫婦で7品目の循環野菜を生産されています。

小川 丸江さん
小川さんはええじゃん尾道の担当者にすすめられ、昨年から循環野菜の生産に取り組まれたそう。
現在はリーフレタス、キャベツ、サトイモ、ナスなど7品目の循環野菜を栽培されています。
野菜作りを始めて、約20年目だという小川さん。お孫さんに「美味しい」と喜んでもらえるのが嬉しいと微笑みながら話してくださいました。

小川さんに畜産たい肥を使うメリットをお聞きしました。
「野菜作りで大切なのは土づくりだと思っています。畜産たい肥を使うことで土が柔らかくなり、野菜が美味しくなった気がします。畜産たい肥の他にも落ち葉や米ぬかなど使えるものは再利用するようにしています」
畜産たい肥を撒くことは労力を使う作業となりますが、豊かな土づくりにつながり、環境にも優しい取り組みになっています。

小川さんは農業塾への参加を考えるなど、農業への探求心を今も持ち続けています。
※農業塾とは農業の知識や技術を座学や実習で学ぶ、JAが実施する研修
「これからも元気でいるうちは色々な循環野菜作りに取り組んでいきたい」と今後の展望を話してくださいました。
そんな小川さんに循環野菜のおすすめの食べ方をお聞きすると「新鮮な野菜はサラダで食べるのが1番美味しいです」と胸を張って話してくださいました。また、じゃがいもやズッキーニなどで作るチーズ焼きもおすすめだということです。

最後に「小川さんの野菜は美味しい」と言ってもらうことが何よりのやりがいだと話してくださいました。
そんな小川さんの野菜は、主に、「ええじゃん尾道」(尾道市東尾道)に出荷されています。
美味しい野菜を作るためには苦労をいとわない、小川さんの野菜をぜひ召し上がってみてください。

循環野菜
広島県産の畜産たい肥で育った、広島生まれ広島育ちの “循環野菜”。 土壌診断等により、余剰の施肥を控えるなど、環境への負荷を低減する施肥体系に基づき栽培されています。
