生産者紹介 ― 11

岡﨑 和也さん

【生産品目】「3-R」循環野菜(サンチュ、小松菜)

地元の畜産たい肥を使用し、野菜の栽培に取り組まれています。

Profile

「阿戸の和農園」の代表を務めている岡﨑さんは、広島市安芸区阿戸町で畜産たい肥を使用して「サンチュ」と「小松菜」を生産されています。

岡﨑 和也さん

阿戸の和農園

岡﨑 和也さん

岡﨑さんが代表を務める「阿戸の和農園」は、広島市安芸区阿戸町にあります。

岡﨑さんに阿戸町の特徴についてお聞きすると、「夜と日中の寒暖差が大きく、身のしまった高品質な野菜が栽培できる環境です。」と話してくださいました。

そんな自然豊かな環境で循環野菜の「サンチュ」と「小松菜」を生産されています。

岡﨑さんが代表を務める「阿戸の和農園」

岡﨑さんは、元プロサッカー選手として、Jリーグで活躍されていました。その後、セカンドキャリアとして2017年に就農。

「元々、自分が尊敬できるものを仕事にしたいという思いがあったのですが、選手時代に訪れたイタリア料理の店に並んでいた色とりどりな野菜を見たときに、『こんな綺麗な野菜を作る人はすごい』と尊敬するようになり、農業に憧れを持つようになりました。」

就農した岡﨑さんは美味しい野菜を届けたいという想いから、就農当初から畜産たい肥を使っています。

「畑はもともと真砂土というグラウンドの土からスタートしており、畜産たい肥を入れることによって保肥力、保水力が高くなり、土が上質になっていることを野菜を栽培しながら実感しています。」と畜産たい肥の重要性を語ってくださいました。

岡﨑さんは、元プロサッカー選手として、

「サンチュ」について、こだわりの栽培方法とおすすめの食べ方をお聞きしました。

「水耕栽培もできるが、土耕栽培にこだわりをもっている。根がしっかりと生え、土の中から養分や水分を吸って美味しく育つ。サンチュもより肉厚になっていると感じる。」

「おすすめの食べ方は何といっても、お肉とキムチを巻いて食べるのが1番です!」

と笑顔で話してくださいました。

取材した時期が「サンチュ」の最盛期ということもあり

岡﨑さんに今後の目標をお聞きしました。

「消費者の皆さんに3-Rを知っていただき、地元のものを地元で食べることを大事にしてもらいたいですし、食べたいものをいつでも食べられる時代ですが、地元の旬の野菜を食べてもらいたい。そのためにも品質の良い野菜をこれからも作っていきたいです。」と話してくださました。

最後に「我々若手農家が、農業をできる環境を整えていくことで、これから就農したいと思っている人や農業を仕事にしたい子供たちの後押しになれば嬉しいです。」と抱負を語ってくださいました。

消費者の皆さんのために、丹精をこめて作られた「サンチュ」や「小松菜」をぜひ召し上がってみてください。

岡﨑さんに今後の目標をお聞きしました。

岡﨑さんから
消費者の方へのメッセージ

地元のものを地元で食べてもらうことが、我々農家の助けにも励みにもなるので、ぜひ食べてみてください!

消費者の方へのメッセージ

循環野菜

広島県産の畜産たい肥で育った、広島生まれ広島育ちの “循環野菜”。 土壌診断等により、余剰の施肥を控えるなど、環境への負荷を低減する施肥体系に基づき栽培されています。

循環野菜
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