秦野綜合工場
秦野綜合工場とは
「全国名水百選」に選定されるほど水資源に恵まれる神奈川県秦野市で、「秦野綜合工場」は、1938年竣工。1961年から乾麺加工事業を開始しました。良質な小麦粉と国産天然海水塩を使用し、なめらかでコシのある乾麺を製造しています。「エーコープ丸細うどん」、「農協のそうめん・ひやむぎ」など、数々の製品が県内JAやエーコープなどで販売されています。
秦野綜合工場のこだわり
- JASの認証工場で安心・安全の麺づくり
- 多加水熟成の手法で手打ちに近い機械製造
- 小麦以外にアレルゲン原料を使用していない
工場施設の概要
敷地面積 7,268m2、乾麺工場面積 1,089m2、ボイラー3基、原料サイロ 45トン1基、乾麺製造量 約10トン/日(二交代制の場合)
製造・加工品目
乾麺(農協の乾麺シリーズ、エーコープマーク品乾麺シリーズ)、落花生・落花生加工品
乾麺ができるまで
ミキサー
小麦粉46トンを収納するバラタンクは、ボタンひとつで小麦粉を自動的に計量し、ミキサー部へ送ります。ミキサーでは小麦粉と食塩水を混ぜて、コンピューター管理で練り合わせます。この時ポイントとなるのが、水の温度。季節により自動調整しています。
熟成コンベア
ミキシングされた生地は、強いコシをつくるグルテンを発生させるため、コンベア上で時間をかけて熟成します。
麺帯機
熟成した麺は複合機へ送られ、麺帯がつくられます。麺帯は6段のローラーにかけられ、すこしづつ厚みを整える「たるみ式制御装置」により圧延します。最後に乾麺の種類により、幅をきめる切刃によって切り出します。
乾燥室
乾燥は3工程あり、品質を高めるために、低温、高温、常温の3室ですこしづつ乾燥させます。この3室の温度・湿度はコンピューターで自動制御しています。乾燥工程の長さは500mで乾燥時間は6~8時間です。
裁断機
乾麺を一定の長さに自動裁断します。裁断能力は20~38cmで、1時間約1トンです。裁断された麺は自動計量機によって計量され、自動包装されます。金属検出機、重量検査機により再チェックします。計測能力は、1束250gで1分間に60~80束です。
工場見学
秦野綜合工場では、年間を通じてJA職員やJA女性部組織、地元地域の小学校を中心に工場見学を受け入れています。見学は、乾麺の製造工程を見学通路から間近に見られるコースとなっています。
秦野綜合工場では工場見学を通じ、地域に密着した工場として、より多くの人々に乾麺製造への理解を深めてもらいたいと考えています。
工場見学の申し込み方法
※現在工場見学はお受けしておりません。
お電話・FAXにてお申込みください。
受入れ人数 | 10名~30名 |
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工場見学受付 | 平日9時~16時(土日・祝祭日を除く) 工場見学を予定している日の約1か月前にはご連絡ください。 |
工場見学所要時間 | 合計時間 約60~90分 調整可能 |
工場の場所 | 〒257-0015 神奈川県秦野市平沢15-3 |
お申込み・お問い合わせ先
JA全農かながわ 秦野綜合工場
- TEL
- 0463-81-1607
- FAX
- 0463-82-2313