県内養豚への理解を訴え農家が協力 ~第26回かながわトントンまつり~
2017年11月13日
神奈川県養豚協会、畜産振興会、畜産会が主催し、県・藤沢市が後援する「第26回かながわトントンまつり」が11月12日、藤沢市内の湘南台公園で催され、約6700人が来場した。消費者に神奈川県の養豚業や県産豚肉への理解を深めてもらおうと、県内の養豚農家が協力し、県産銘柄豚の焼肉や加工品の販売を行った。
会場には炭火焼きやフランクフルト、豚汁など多彩な豚肉メニューが並び、食べ比べを楽しむ家族連れで賑わった。県産豚肉について、来場者からは「銘柄豚は安心で美味しい印象なので贈答に利用する」「身近なスーパーでも県産豚肉が買えると良い」などの声が聞かれた。
「やまゆりポーク」生産者の一人は「お客様から『毎年楽しみにしている』という声を頂き、認知されていると実感できた」と喜ぶ。「都市と共存するため、豚舎清掃や堆肥管理など、臭気対策は力を入れている」と話し、「安全・高品質な銘柄豚の生産量を増やすため、個体毎の体調管理に努めたい」と力を込めた。
生産者自ら「やまゆりポーク」炭火焼を販売した
「炭火焼を毎年楽しみにしている」という来場者が多数訪れた
子どもたちの人気を集めた、色違いの子豚たち
養豚について楽しく理解できるクイズ大会も行われた