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第31回全農酪農経営発表会~県内4年ぶり、伊勢原市の酪農家が出場しました~

2019年11月18日

9月13日、第37回全農酪農経営発表会が都内大手町の日経ホールで開催され、全国の予選審査を勝ち抜いた6人の優秀な酪農家が、自らの経験を生かした経営内容や技術、酪農に対する思いを発表しました。

神奈川県からは4年ぶり、3人目の出場者として伊勢原市の亀井宏之さんが選ばれ、「酪農家だって余暇を楽しみます~充実した人生を送るために~」と題した波乱万丈な経営体験を発表しました。

酪農を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中で、発想転換と時流に乗った技術および設備の導入により度重なる難局を乗り越え、経営再生と発展を実現。コスト削減のため周辺農地での飼料生産や、乳酸菌を添加した稲わらサイレージの活用など自給飼料確保にも努めています。また酪農ヘルパーの活用で生活にゆとりのある農業を営んでおり、新時代を代表する充実した酪農ライフスタイルを紹介しました。

聴講者を飽きさせない分かりやすい発表は審査員からも高く評価され、優秀賞を受賞しました。

発表後、亀井さんは「内心プレッシャーもあったが、周囲の協力のおかげで無事発表を終えることができた。他県の生産者とも交流できて貴重な経験になった」と笑顔で話しました。