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「やまゆりポーク」30周年記念式典を開催しました

2019年11月18日

やまゆりポーク生産者協議会とJA全農かながわは、10月4日、横浜市内のホテルで30周年記念式典を開催し、生産者や販売先、市場、県内JA、行政など関係者約70人が出席しました。

開会の挨拶で石川久義会長は、「平成とともに歩んできた『やまゆりポーク』は、この30年で多くの認知と高い評価をいただくまでに成長した。これは皆様のご指導と生産者の努力の賜物と感謝している」と述べました。

やまゆりポークは、当時の神奈川県経済連を中心として平成元年9月に命名されました。県を代表する銘柄豚にふさわしい良質な豚肉を生産するため、生産体制を統一する他、勉強会や小売店巡回を定期的に開いてきました。また、各種イベントで試食販売をしたり、地元小学校で食育授業を行うなど、地域住民への理解醸成や地産地消の取り組みにも生産者自ら積極的に参加しています。

表彰式では、田中豊氏(JA横浜)と (有)武相養豚(JA神奈川つくい)が「全農神奈川県本部 県本部長賞」を、(有)西山畜産(JAさがみ)が特別功労賞を受賞しました。合わせて「やまゆりポーク生産者協議会 会長賞」として、流通・販売等に貢献した4社1組合に感謝状を手渡しました。

CFS(豚コレラ)の発生から1年が経過した今も感染の終息は依然として見通せず、生産者は緊張と不安の日々が続きます。石川会長は「『神奈川県からは発生させない』という強い意志を持って、引き続き衛生管理の徹底に努めていこう」と協力を呼びかけ、生産者と関係機関が一丸となって難局を乗り越えることを誓いました。