ＪＡグループ神奈川と農機指導員協議会は２月上旬、「２０２０冬農業機械展示予約会」を全農かながわ田村事務所で開催しました。両日とも天気に恵まれ、前年を超える約２２００人の来場者が会場を訪れました。

当日は農機に加え、肥料・農薬、生産資材などのメーカーが一堂に介して最新製品を展示した他、ＪＡ生活購買品の販売や営農相談窓口などＪＡグループ事業をＰＲするブースの出展があり、会場内は賑わいを見せました。

会場の正面入口では、作業機付きトラクターの公道走行における基準緩和措置の説明をするとともに公道走行に必要な対応部品を装着したトラクターを展示。小型トラクターでも、作業機を付けた状態で幅１.７ｍを超すと大型特殊免許が必要になったことなど、新しく設けられた条件や留意事項を分かり易く展示し、来場者は立ち止まって走行前にチェックすべきポイントなどを確認していました。農機・自動車課では、安全な道路走行と農作業事故の防止に向けて、今後も情報の周知に努めていきます。

この他、県内生産者の声を元に開発した「ＪＡグループ神奈川推奨方式」の農機１９型式の展示や、ＪＡグループで生産者の需要をとりまとめ、全農が生産者の代理人として一括発注・仕入れをおこない価格メリットを還元する取り組みである共同購入トラクター（中型２８～３５馬力クラス）の紹介などもありました。