せり
せり (宮城の旬 9月〜5月)
宮城県のせりは、江戸時代から栽培されている特産品の一つです。
9月から5月にかけて長期間栽培されます。
産地は、名取市増田が圧倒的なシェアを占めますが、石巻市河北、大崎市松山などでも生産されます。
【鮮度と扱い方】
葉が鮮やかな緑色で、茎につやがありみずみずしく、しおれのないものを選びましょう。
水に濡らした新聞紙でくるみ、根をつけたまま冷暗所で保存すると長持ちします。
【調理豆知識】
アクがあるのでゆでてから水にさらし、アクを抜きましょう。
お雑煮の他、おかゆ、おひたし、鍋物、茶碗蒸、浅漬けなどに良く使われます。
セキ止めにも効果があると言われておりますので、風邪をひいた時、味噌汁などの具として利用していただくと体も温まりますのでより効果的でしょう。
【栄養】
貧血や便秘に効果のある鉄・食物繊維を含んでおり、カルシウム、カロテン、ビタミンCなども豊富です。
食欲増進、解毒作用に効くと言われ血色を良くする働きがあります。また、香りの成分には体を温め発汗作用を促します。