トマト
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(宮城の旬 5〜12月)
県内では、一年を通して生産しておりますが、6〜9月の夏場に多く生産されています。
完熟系の真っ赤なトマトが人気を集めていますが、昔ながらの青臭い香りや味を懐かしむ声もあります。
- 【鮮度と扱い方】
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全体に硬くしまり、丸みがあり、ヘタが緑色でいきいきしたものが新鮮です。へたの近くがヒビ割れているものは味が悪く、縦の濃い暗緑のスジが見えるものは、スジ腐れ病なので避けましょう。
2日〜3日ならば常温で保存できます。傷があるとその部分から腐敗するので、取り扱いは丁寧に、完熟したものはポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
- 【調理豆知識】
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生食、サラダ、シチュー、スープ、サンドイッチ、料理の付け合せによく使われます。生食が中心ですが、冷やしすぎは味が落ちてしまいます。加熱料理としては、肉詰めのオーブン焼きなど、煮込み料理には熟したものを、皮を湯むきして使うとおいしく調理できます。
- 【栄養】
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ビタミンA、B1、Cを多く含み、食物繊維など含んでいます。可食部100g当りのカロテン含有量は600マイクログラム以下ですが、摂取量や利用頻度を考慮して緑黄色野菜として扱われています。