あけましておめでとうございます。 謹んで新春のごあいさつを申し上げます。 令和3年の年頭にあたり、組合員・ＪＡならびに関係者の皆さまには、旧年中に賜りましたご支援、ご協力に対し、厚くお礼申し上げます。 昨年も豪雨や台風等の自然災害や、鳥インフルエンザ等の家畜伝染病に全国各地で見舞われ、甚大な被害が発生しました。そして新型コロナウイルス感染症の拡大という未曽有の事態は、国内外の社会・経済活動に影響を与え、国民の暮らし方や働き方、さらには組合員の営農や我々ＪＡグループの事業にも非常に大きな影響を与えています。被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、被災地の復旧と新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息をお祈りいたします。 さて、国内農業を取り巻く環境は、日米貿易協定や日英EPA、RCEPなど諸外国間との貿易協定の相次ぐ発効・合意など、国際的な競争に直面し、今後、関税の段階的撤廃などによる海外産農畜産物の輸入量増加等が危惧されることから、ＪＡグループが連携して国内対策等について必要な働きかけを行っていく必要があります。 一方、県内農業は、皆様もご存じのとおり農業就業人口の減少や高齢化がすすみ、また耕地面積が減少傾向にある等、生産基盤の縮小が継続する等、大きな問題に直面しております。 係る状況の中、本会としましても、令和３年度は今次３か年計画の最終年度として農業生産基盤の維持・拡大や県産農畜産物の販売力強化等の最重点施策の総仕上げに取り組むとともに、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標とするＪＡグループ自己改革を着実に実践してまいります。 本年も、組合員・ＪＡならびに地域の皆様の負託に応えるため、ＪＡグループ一体となり努力してまいりますので、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに、皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。令和３年 年頭のご挨拶全国農業協同組合連合会長崎県本部運営委員会会長 辻 田 勇 次2にしの風
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