にしの風 2021年1月号
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長崎県産野菜の即売会で消費拡大・ 生産者応援野菜即売会News SelectionJA全農ながさきニュース対策を講じて実施多くの方でにぎわう売場野菜BOX旗を振って来場を促しました JA全農ながさきは、させぼ温州・普通温州みかんの販売開始となった12月4日に、東京都の大田市場で展示会を開き、同日長崎県JA会館で令和2年産長崎みかん(させぼ・普通温州)販売促進会議を行いました。 展示会では、長崎県知事からのビデオメッセージを放映、また、させぼ温州や県下統一ブランド「出島の華」など、各産地銘柄みかんを展示しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から例年実施している試食イベントは中止しましたが、させぼ温州は注目度の高い品種であるため仲卸やバイヤーなど大勢の市場関係者が集まりました。 会議には、生産者、JA、市場関係者、県関係機関など34人が出席し、そのうち市場関係者はリモートで参加しました。 令和2年産の出荷数量は「させぼ温州」約3,580㌧、「普通温州」約5,885㌧を計画しています。全体的に大玉果傾向であるため、生産状況の把握や市場との連携を密に行う必要があることを確認しました。 新型コロナウイルスによる影響が懸念される中、戦略品種である「させぼ温州」を柱とした長崎みかんの銘柄向上・有利販売のため、今後も選果・選別を徹底し、計画出荷をおこなっていきます。させぼ温州みかん販売スタートさせぼ温州みかん初売展示会及び   令和2年産長崎みかん(させぼ・普通温州)販売促進会議感染拡大防止のためラップを掛け展示ビデオメッセージを放映各産地の銘柄みかんを展示 新型コロナウイルスの影響で野菜の需要が減少する中、少しでも生産者の役に立ちたいと12月上旬の3日間、旧Aコープレストラン諫早店の駐車場で県産野菜の即売会を行いました。 出始めたばかりの長崎いちご「ゆめのか」やレタス、ミニトマトやブロッコリーなど、新鮮な野菜を詰め合わせた「野菜BOX」(1箱1,000円)を各日限定200セット販売しました。 新型コロナウイルス感染再拡大による外食向け需要の落ち込みに加え、良好な気象条件も相まって長崎県を含め全国的に順調な生育となったことから、販売価格が低迷しています。そうした中、即売会を通じて消費者へ県産野菜の美味しさをPRし、消費拡大を図りました。 新型コロナ感染防止対策として販売スタッフの検温・アルコール消毒等の徹底。また、ドライブスルー方式も導入し、人との接触を最小限に抑えた形で実施しました。 全農ながさき園芸部の担当者は「県民の皆さんに地元のおいしい野菜を食べていただき、生産者を応援してほしい」と話しました。6にしの風

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