にしの風 2021年3月号
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JA長崎せいひ 長崎ハウスびわ部会 部会長 堀ほり端ばた 和かず浩ひろ さんパラダイスAgri-Paradise 父の代から露地びわを作っていましたが、昭和56年に起こった大きな自然災害により露地びわの実が全滅しました。就農した当初(高校卒業後18歳のとき)も父と一緒に露地びわを栽培していましたが、周りの農家が経営の安定のためにハウスびわを手掛けるようになったことをきっかけに、私もハウスびわを作りはじめました。現在ハウスびわは、長崎早生という品種を約17㌃栽培しています。 ハウスびわを作るうえで一番意識していることは温度管理です。毎日ハウスへ行き、換気扇や暖房が止まってないか確認しています。たった1日確認しないだけで葉や実が焦げてしまい、すべてのびわがダメになることもあります。特に4月上旬以降のハウス内は28℃以上になるので、25℃になった時点で換気をします。私のハウスは縦50㍍ほどあり、両端にある換気扇と吸引口だけで換気が間に合わないときは、 長崎県は生産量日本一を誇るびわの大産地。「びわづくりが好きなんです」と語る堀端部会長にびわづくりの魅力を終始笑顔で話していただきました。びわづくりが好きなんですJA長崎せいひ南部営農経済センター吉田真人係長(左)と堀端部会長温度管理は繊細に経営安定のために長崎のハウスびわ主な産地:長崎市・南島原市・西海市・五島市出荷時期:1月~5月 4にしの風

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