にしの風2021年4月号
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JA全農ながさき 令和3年度1.生産資材コスト低減や農産物の販売拡大に向けた自己改革を加速化するとともに、今次3か年計画の最終年度として、最重点施策である「生産基盤の維持・拡大」「県産農畜産物の販売力強化」「生産コスト抑制への取組強化」「地域社会づくりへの支援」についても、これまでの取組結果をふまえ、計画達成に向け取り組みを強化します。基本的な考え方生産基盤の維持・拡大県産農畜産物 【農産部】○県下JAと連携した集荷数量の維持・拡大○「にこまる」「なつほのか」など高温耐性品種や、業務用米の需要に対応した多収性品種の作付提案・栽培指導の実施による作付拡大【園芸部】○「恋みのり」の導入や生産現場での指導強化によるいちご反収「平均15,500パック」の実現○産地、作型に適応する品種試験の実施や導入、栽培技術指導によるブロッコリーの生産拡大(520ha、5,000㌧)○生産現場への実需者ニーズの提供や栽培技術指導の強化による加工・業務用野菜(ブロッコリー等)の産地確立○馬鈴薯作付面積の維持に向けた「アイマサリ」の導入○指定園制度の普及と極早生種から優良品種への改植促進等による高品質みかんの生産拡大【畜産部】○経営安定対策事業や補助事業の活用、本会独自対策の拡充による肉用牛・養豚農家の経営支援強化○北九州くみあい飼料㈱等と連携した肉用牛新規飼養管理手法導入など生産性向上に資する技術支援強化【肥料農薬部】○土づくり推進の面展開に向けた県内モデル試験実施と土づくり肥料の普及拡大による生産基盤の強化【農産部】○全農パールライス㈱等と連携した実需者への直接販売の確立と買取販売の拡大○産地米の安定的販売に向けたJAや生協等と連携した消費者と産地をつなぐ交流会の実施【園芸部】○加工・業務向け取引や卸売市場を介した予約相対取引を中心とした直接販売の拡大○各部会や卸売市場等との連携による消費地でのコロナ禍に対応した「長崎いちご」、「長崎みかん」等の販促活動の強化地域社会づくりへの支援【生活部・九州生活事業所・九州エネルギー事業所】○Aコープ店舗の業態転換の推進や全日食との連携によるライフライン店舗の整備支援、SSの老朽化対策や統廃合によるセルフSSなど地域ライフラインの確保支援農業所得の増大 = 販売数量(拡大)× 販売価格 (5にしの風

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