にしの風2021年5月号
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械選果を活かした品質安定・計画出荷に取り組み、一般量販店向けの規格(L・M中心)を適期収穫していくことを確認しました。した丸物が79%、メークインが21%。1月の寒波により寒害の影響はみられましたが、2月以降は適度な降雨、平年値を上回る気温と日照量を確保できたため、生育の回復と前進化が予想されています。出荷は4月中旬頃から各地区にて出揃い、5月中旬~6月上旬が最盛期をむかえます。 全農ながさきの白石哲郎県本部長は冒頭の挨拶で「新型コロナウイルスの影響により消費動向や販売経路が変化しているため、様々な事業展開を実施し県内産ばれいしょの売り場確保と安定供給に努めていく」と話しました。 園芸部特産課は4月15日、島原市で令和3年産春人参出荷協議会を開催し、出荷計画を8,500㌧とすることを報告しました。市場関係者、県関係機関、JA、生産者の代表ら34人(うちWeb11人)が出席しました。 生育状況は、年明け1月の寒波により生育遅れが懸念されましたが、2月以降は気温と日照量が平年を上回る日が多かったため、生育は回復し、今後は前進出荷が予想されています。 出荷については、早いもので3月上旬から開始され、最盛期は4月中旬~6月中旬頃までを計画しており、関係市場との情報交換を密にしながら安定供給に取り組みます。 協議会では、コロナ禍により販売環境が不透明な状況ですが、JA並びに部会の協力のもと、機令和3年産春作ばれいしょ出荷協議会令和3年産春人参出荷協議会 園芸部特産課は4月13日、諫早市で令和3年産春作ばれいしょ出荷協議会を開催し、出荷計画32,031㌧(前年比116%)とすることを報告しました。市場関係者、県関係機関、JA、生産者の代表ら70人(うちWeb21人)が出席しました。 令和3年産春作ばれいしょの作付面積は、令和2年産の高値取引を受け増加が見込まれましたが、生産農家の高齢化と近年の軽量野菜への品目転換、令和3年産においては種子不足等もあり、作付面積は1,102㌶(前年比95%)と減少しました。 品種構成はニシユタカを中心と挨拶する出口英三次長春作ばれいしょ 出荷計画32,031㌧春人参出荷計画8,500㌧挨拶をする白石県本部長8にしの風

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