にしの風2021年7月号
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オリ」「長崎W2号」、大麦の「はるか二条」、裸麦の「長崎御島」あわせて63点を持ち寄り、農産物検査員が班ごとに分かれて鑑定を実施し、九州農政局長崎県拠点の農政業務管理官の指導により等級を確認しました。 今年は3月の気温が高く、昨年より生育は早かったものの、平年より20日程度早い梅雨入りの影響により、例年にない天候不良の条件下での収穫となりました。 品質程度に差は見られますが、農産物検査員は品質基準に応じた適切な検査を実施し、今後の本格出荷に備えます。令和3年度新採用職員新人研修令和3年産麦類検査格付程度統一会 全農本所と各県本部の新採用職員は毎年、本所が主催する新人研修を受講しています。 本所16部署・32都府県本部の令和3年度新採用職員が事業内容や配属部署の発表を行う中、長崎県本部新採用職員は事業内容に加え、長崎県産農畜産物が品質・生産量ともに充実していることを紹介しました。 発表を終えた新採用職員は「生産者の方と消費者の方の安心・安全を守り、日本の農業のために頑張っていきたい」と話しました。 新型コロナウイルスの影響により昨年度から新人研修は縮小して行われていますが、新採用職員は研修で学んだことを踏まえて今後さらに業務に励んでいきます。 JA全農ながさきが事務局を務める長崎県JA農産物検査協議会は6月10日、本格的な麦検査の開始を前に、諫早市で令和3年産麦類検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上のために毎年行われており、今年は県内JAの農産物検査員26人が参加しました。 開催にあたり白水守農産部長は「市場ではHACCP導入により衛生管理が厳しくなっています。検査員の皆様の確かな目が重要ですので、適切な検査をお願いします」と挨拶しました。 各JAが小麦の「シロガネコムギ」「チクゴイズミ」「ミナミノカ新人研修の一環として事業紹介麦の集荷控え検査技術磨く(左から)田島 隼人職員、荒木 紳吾職員、城下 千絵職員、山下 義隆職員、谷村 葵職員鑑定用に並べられる麦鑑定を行う農産物検査員発表に使用した資料(一部)6にしの風

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