にしの風2021年7月号
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兄のシューズ走るのが大好きな兄毎日走る足を痛めないようにクッション性のあるちょっといいシューズを履いている日々の過酷な練習でシューズは悲鳴をあげていたたしか5月に買ったばかりのはず何キロも走っているのだろうな家にいる時の兄はダラダラしていてすごいとは思えないが兄のシューズには頑張っている証が見えた思わず応援したくなる俺も負けないぞやる気が湧いてくる長崎市立淵中学校2年古渡 誠人さん 兄の頑張りを誇りに思う心を詩にしていますが、作品の中に頑張る姿は出てきません。兄のシューズの様子から感じ取ったことを詩にするという面白い視点で書かれています。最後の三行は、テンポよい言葉で勢いを感じます。兄が頑張っている証のシューズからもらったやる気で誠人さんは何に取り組むのでしょうか。頑張ってください。【選  評】受 賞受 賞NCC賞NCC・JA全農ながさき 第27回おかあさんの詩コンクール 入賞作品紹介8にしの風

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