にしの風2021年7月号
9/12

聖和女子学院中学校3年石本光歌子さん 親子の在り方を考えた新しい視点の作品です。「わたしたちのカタチ」とあるように、それぞれの家庭に親子のカタチがあります。そこを中学三年らしく論理的な考えと言葉で作品を書き進めています。ただ、カタチは決まったものではないので、これからも二人で作られていくのでしょう。そこに、母親と光歌子さんの親子関係の深さを感じます。【選  評】受 賞受 賞NCC賞親子でも互いの全ては理解できない互いに大切なものがあり互いに譲れないこだわりがある母親だからこうすべき娘だからこうしなきゃダメだと完璧な親子になろうと頑張れば頑張るほど互いの心は悲鳴を上げて離れるだろう親子でも互いに自分らしくあればいいじゃない互いに感情的になってもいいじゃないだって親子のカタチに正解は無いわたしの母親はあなただけあなたの娘はわたしだけ互いに支えあっている互いに想い合っているわたしたちのカタチはわたしたちが作るだってわたしたちは幸せな親子だと自信があるから「わたしたちのカタチ」9にしの風

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る