にしの風2021年8月号
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トピックス令和2年産いちご実績検討会長崎いちご過去最高販売実績達成   12  3園芸部野菜課は7月20日に諫早市で開いた令和2年産いちご実績検討会で、取扱販売高が107・8億円となり過去最高の販売実績を達成したことを報告しました。会議には生産者、JA、市場関係者、県関係機関など71人(うちWEB18人)が出席しました。開催に先立ち白石哲郎県本部長は「令和2年産長崎いちごが過去最高販売高を達成できたのは、JAはもとより生産農家をはじめ市場関係者の方々の努力の賜物と、深く感謝している。JA全農ながさきとしても、引き続きコロナ禍に対応した取り組みを行っていく」と挨拶しました。令和2年産いちごは日照量を十分に確保することができ、全体的に好天が続いたためクリスマス需要期から3月までは出荷数量6,231㌧(前年比108%)と好調な出荷ができました。4月上旬に出荷ピークを迎え、最終的な出荷数量は8,697㌧(前年比105%)と前年を上回りました。担当者は「平準出荷の取り組みを継続するとともに、品質管理、樹勢維持対策を講じ、さらなる出荷量の確保を目指す」と話しました。新型コロナウイルスの影響により厳しい販売環境となりましたが、広告宣伝活動等を昨年以上に強化したこともあり、過去最高の販売実績を達成することができました。令和3年産長崎いちごについても品質管理を徹底、収量増加対策等を講じるとともに、引き続き広告宣伝活動を強化し、長崎いちごの消費拡大・認知度向上に取り組みます。1 長崎いちご2 挨拶をする白石県本部長

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