にしの風2021年9月号
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JA島原雲仙管内の地元の繁殖農家      Ag-らうち4は、素牛(子牛)もエサも管理も大切。から購入した牛でG.C.賞を受賞しました。雲仙市で生まれ育った、地元牛での受賞はとても嬉しいことですし、雲仙市を出て長崎和牛として長崎県内に出回っていくことはとても良いことだと思います。昨年の共励会終了後から「2年連続で受賞しないとマグレ。来年獲って初めて結果が出るぞ」と従業員へ言い続けていました。そして今回、従業員がマグレじゃないということを証明してくれました。良い牛を出荷するためにその中でも一番大切なのは、やはり「愛情」です。子牛として導入し、出荷するまでの2年間、毎日毎日真剣に牛と向き合っています。私は従業員へ「牛の変化を自分の手で感じろ!」と伝えています。今回の共励会に出品する牛を決めてから1日も欠かさず毎日ブラッシングや日々の世話をしていて、本当に感心しました。それだけ従業員もG.C.賞を獲りたかったと思いますし、それに対して牛がちゃんと応えてくれたのだと思います。肥育牛農家にとって長崎で1番大きな大会が、全農が主催する「長崎和牛」令和3年7月24日に開催された第27回「長崎和牛」系統枝肉共励会で昨年に引き続きグランドチャンピオン賞(G.C.賞)を受賞した平野さん。2連覇を成し遂げた感想や仲間への思い、今後の目標を語っていただきました。第27回「長崎和牛」系統枝肉共励会グランドチャンピオン賞受賞JA島原雲仙平ひ野の 幸こ一いさん「愛情」に牛が応えてくれました切磋琢磨できる仲間でありたいriParadise(写真左より)県南畜産事業所山本達志所長、平野幸一さん、JA島原雲仙立山登志文課長JAながさき西海 平戸地区たまねぎ部会 部会長 小お川がわ 重しげ雄おさんパラダイス「愛情が一番大事」

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