にしの風2021年9月号
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系統枝肉共励会です。牛を飼っている以上は誰しもがG.C.賞を獲りたいと思っています。今年の共励会ではJA島原雲仙千々石地区から出品した全頭のBMSナンバー(サシの入り具合を示す)が最上位の12でした。今回は自分がG.C.賞を受賞したことより、そのことの方が嬉しかったです。仲間であり、ライバルでもある系統肥育牛農家同士で切磋琢磨し、誰かが受賞したらそれを称える。そんな仲間であり続けたいですね。長崎和牛の知名度はまだまだ向上で     5いです。肉質では負けません。まずはきると思っています。系統肥育牛農家の仲間と一緒に長崎和牛の見せ方や売り方をアピールし、もっと盛り上げていきたいです。長崎和牛が1番おいし地元長崎で長崎の方に長崎和牛を食べていただき、長崎和牛はおいしい、ということをもっと分かっていただきたいです。一方、販売業者の方には長崎和牛は歩留まりがいいのでロスが少ないところをアピールできたらいいなと思います。大阪に「平野幸一之牛という焼肉屋があります。コロナ禍で厳しい状況が続いていますが、「平野さんの牛を多くの方に食べてもらいたい」という一心で一生懸命頑張ってくれています。薩摩さんのために自分にできることは、いい肉を作ること。薩摩さんに恩返しできることはそれしかないと思っています。食べていただいた方に「おいしかったよ」と言ってもらえる肉を作ること、それを一番に考えています。現在、令和4年10月に行われる第12回全国和牛能力共進会(鹿児島全共)・肉牛の部に向け、4頭の候補牛を肥育しています。7人の従業員と一緒に話し合い、切磋琢磨し、来年の鹿児島全共へ良い牛を出荷できるよう一生懸命頑張ります!焼肉薩摩」まずは長崎の方に食べてもらいたい一番力を入れていること次の目標は鹿児島全共モリモリ食べる牛丁寧にエサをあげますトロフィーを手に笑顔を浮かべる平野さん長崎和牛について語る平野さんエサを食べている牛を見守ります

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