にしの風2021年9月号
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長崎県代表として夏の甲子園に出場した長崎市立長崎商業高等学校が69年ぶりにベスト16入りを果たしました。初戦は8月16日、熊本県代表の熊本工業高校との九州対決を制して勝利。そのままの勢いで2回戦、千葉県代表で第73回春季関東地区高等学校野球大会優勝校の専大松戸高校を下しました。ベスト8入りをかけた神戸国際大学附属高校戦は持ち前の粘り強さを発揮し1点を争うシーソーゲーム。9回裏の絶体絶命のピンチをしのぎ、10回表で1点をリードするものの、惜しくもサヨナラ負けの結果となりました。ベスト8へあと一歩届きませんでしたが、選手のあきらめない姿はコロナ禍の暗いニュースが続く中で地元長崎に大きな感動を与えてくれました。JAグループ長崎は甲子園開幕         6さきなつほのか150㌔」等を前の8月6日に同校野球部へ激励の意を込めて、長崎県産米「なが贈呈しました。JAながさき県央管内の小野島農業倉庫で8月10日、諫早市森山町慶師野地区で収穫した令和3年産新米「コシヒカリ」の初出荷式が行われました。生産者、JA、卸売業者、県関係機関、県本部など約25人が初出荷を祝いました。同市森山町ではおよそ30年前から早期米の栽培が行われています。今年産県央地区コシヒカリの作付面積は約40㌶。天候にも恵まれたため、前年より6日早い8月6日から収穫を開始。出荷前に実施した農産物検査では全量1等に格付けされました。新米は次々とトラックに積み込まれ、県内卸売業者が受け入れ・精米したあと、県下Aコープ店を中心に量販店などへ順次出荷されます。白水守農産部長は「慶師野地区のコシヒカリは旧盆前に収穫され販売している。生産者の皆様が丹精込めて栽培したお米は粒揃いが良く食味良好のため、消費者の方々には毎年楽しみにしていただいている。今後も引き続き美味しい『長崎県産米』を販売していく」と話しました。長崎県産米で甲子園出場校を応援令和3年産新米「コシヒカリ」初出荷式新米「コシヒカリ」出荷スタート小柳勝彦校長(右)とJA長崎県中央会 大久保一彦専務試合前に団結力を高める選手ら新米を積んだトラック出荷前の新米初出荷式に伴い挨拶するJAながさき県央 真壁正二郎組合長検査を行う農産物検査員69年ぶり甲子園でベスト16

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