にしの風 2021年11月号
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 7         令和4年に鹿児島県で開催される第12回全国和牛能力共進会鹿児島県大会(以下、鹿児島全共)を見据え、全国和牛能力共進会「長崎和牛」推進協議会は10月8日、諫早市で第12回全国和牛能力共進会長崎県推進大会を開催しました。大会には(公社)全国和牛登録協会向井文雄会長理事、(一社)北海道酪農畜産協会岸大輔家畜登録改良部長、長崎県議会農水経済委員会久保田将誠委員長を招き、県内生産者及びJA、市町、畜産関係機関から約225人が参加しました。この大会は、鹿児島全共での日本一奪還に向けた生産者の意欲高揚と「長崎和牛」ブランドの推進を図ることを目的として開催されました。開会の挨拶で同協議会の川﨑裕司会長は「生産者と関係者が一体となり日本一奪還を目指して頑張っていきましょう」と話しました。大会終盤には参加者を代表し、JAながさき県央管内の生産者の山口洋史さんと浪瀬誠司さん、長崎県立農業大学校畜産学科の学生による大会宣言とガンバロー三唱が行われ、日本一奪還へ向けて気持ちを一つにしました。 10月8日に県JA会館で開催さJAグループ長崎は10月、県内ノヒカリ」約7・5㌧、ゆでぼし大根約500㌔を贈呈しました。今回の贈呈は地域貢献活動の一環で、ひとり親世帯の支援を目的としています。れた贈呈式では、提供先を代表してジスコ不動産(株)の徳永耕一代表が出席。同社は長崎県内に所有するホテルなどで子ども食堂を開設しています。JAグループ長崎を代表してJA長崎県中央会の辻󠄀田勇次会長が徳永代表に約500人分の目録を手渡しました。JAグループ長崎は、提供先の一つである「子どもを守る長崎ひまわりプロジェクト」が9月下旬に長崎市内で開催したイベントでも県産米「ヒノヒカリ」とゆでぼし大根、約200人分を贈りました。同プロジェクトのスタッフは「利用者に喜ばれる。大変ありがたい」と話しました。第12回全国和牛能力共進会長崎県推進大会JAグループ長崎「長崎和牛」日本一奪還に向けて子ども食堂へ農産物を贈呈17の子ども食堂などへ県産米「ヒ挨拶をする川﨑会長ガンバロー三唱をする参加者徳永代表と辻󠄀田会長(右)食材の目録を徳永代表に手渡す辻󠄀田会長

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