にしの風 2021年12月号
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柔らか煮昨年は暖冬により肥大化が早く、多くの生産者の出荷期が重なったため、例年より価格が安くなりました。今年は高単価で取引していただけるよう、播種時期を計画的にずらし、収穫期を調整するなど、部会員全員で対策を講じました。秋冬大根は例年、まで年内の出荷量は7割、8割ほどに集中していましたが、年内と年明けの出荷量を半々とすることができたため、安定出荷を見込んでいます。同部会は約80軒以上の生産者が所属しており、若くてパワフルな農業者や後継者が比較的多く残っている産地です。若い人にも考えがあり、将来を見据えて様々な取り組みをしている方もいます。また、市場や消費者が求めるLサイズを計画的に出荷できるよう部会員全員が努力して作っていますし、自分たちにできることは積極的に取り組んでいく姿勢は同部会の魅力だと思います。私個人としては、良い大根ができたときはとても嬉しいですし、毎年それを目指して作っています。今年8月に部会長に就任したことで、良い大根を作る努力をしなければならないと今まで以上に思います。うまくいかないときもありますが、人に負けない大根を作らなければなりません。これからも高品質で安定的な出荷を目標にコロナに負けず頑張ります!山口部会長おすすめ!大根と角煮の高品質高単価を目標にいい大根を目指して   5真っ直ぐ育った大根部会員が収穫した大根を集荷する集荷センター取材当日、同部会の 堀川好洋副部会長が収穫していました収穫する山口部会長11月から2月の期間で出荷しており、昨年 材 料豚バラブロック肉500g大さじ1片栗粉1本大根*調味料*500cc水醤油大さじ5酒大さじ4はちみつ大さじ3砂糖大さじ2生姜(スライス)2~3枚 準 備 ①豚バラブロック肉を3~4㎝の大きさに切り、片栗粉をまぶす。②大根を半月切りにし、下茹でする。 作り方①豚肉を全面に焼き目がつくまでフライパンで強火で焼く。②焼きあがったら別の鍋に移し、ひたるくらいの水(分量外)を入れ、強火で茹でる。 ひと煮立ちしたらフタをして弱火で1時間茹でる。③茹で上がった肉の汁を捨て、新しい鍋に豚肉と調味料を入れ強火で加熱。 ひと煮立ちしたら弱火にし、落し蓋をして30分煮る。④30分後、準備していた大根を入れ、弱火のまま落し蓋をしてさらに30分煮る。⑤お好みのしみ込み具合になれば、完成!

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