にしの風 2021年12月号
6/12

令和3年度安全祈願祭令和3年産普通期米検査格付程度統一会農薬による事故の無発生を祈願本格出荷に合わせ検査員の基準統一肥料農薬部肥料農薬課が加入する長崎県施肥防除協会は10月18日、県内JA、農薬メーカー、県の関係者ら34人が参加のもと、諫早神社で安全祈願祭を開催しました。同祈願祭は、今年の豊作と農薬による事故の無発生の祈願、農薬で駆除する害虫の供養を目的としています。諫早神社は疫病退散のアマビエとつながりを有する神社として知られているため、新型コロナウイルスの感染拡大防止を祈願し、アマビエ飴が配布されました。同協会は今後もこのような取り組みを通じて消費者へ農薬の必要性と安全性を理解していただき、長崎の農業の応援団づくりを進めていきます。月19日、普通期米の本格出荷を前農産部農産課が事務局を務める長崎県JA農産物検査協議会は10に、諫早市で令和3年産普通期米検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上を目的としており、今年は県下JAの農産物検査員30人が参加しました。開催にあたり白水守農産部長は「長崎県産米の品質を実需者様に信用していただくため、検査員の皆様には、県内各地で収穫された品質の傾向と状況を確認するとともに、確実な検査を実施していただきたい」と挨拶しました。各JAが「なつほのか」「おてんとそだち」「ヒノヒカリ」「にこまる」「恋初めし」合わせて54点を持ち寄り、農産物検査員らが班ごとに分かれて鑑定を実施。九州農政局の検査技術指導官の指導により等級を確認しました。今年は8月の長雨による低温・多湿の影響を受けた圃場も見られましたが、全体を通して天候にも恵まれたため、収量および品質は昨年を上回る実績が見込まれています。農産物検査員は品質基準に応じた適切な検査を実施し、今後の本格出荷に備えます。         6祈願する岩永正剛肥料農薬部長鑑定を行う農産物検査員配布されたアマビエ飴アマビエ

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る