にしの風 2022年6月号
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上野早生は極早生、原口早生は早    Ag-ちげ4えます。これからの暑い時期でも食べ生の品種です。上野早生は満開から160日、原口早生は170日後に収穫します。品種を分けることで、リレーで収穫・出荷ができます。今年の出荷は5月24日から7月上旬までの出荷を見込んでおり、6月下旬にピークを迎られるハウスみかんを、冷蔵庫で十分に冷やして食べてもらいたいです。ハウス栽培のメリットは、国産露地みかんの出荷がない5月頃の早い時期から出荷できるところです。しかし、そのためにはみかんの生理生態を知り尽くした上でハウス内の気候を調整しなければならないため、高度な技術が必要となります。1シーズンの管理としては、まずは収穫後の剪定から始まります。日光が当たるよう、柳のような長い枝を剪定上野早生と原口早生を栽培収穫するまで約1年の徹底管理ハウスみかん主な産地:川棚町・諫早市・南島原市など出荷時期:5月~7月ハウスみかんを栽培して33年となるベテランの一田部会長ですが、毎年変わる気候条件に順応し、勉強し続けています。今月は鈴なりのみかんが実っているハウスでお話を伺いました。JAながさき県央 ハウスみかん部会部会長 一い田だ 茂し樹きさんriParadise一田部会長パラダイスJAながさき西海 平戸地区たまねぎ部会 部会長 小お川がわ 重しげ雄おさん「みかんを食べて 笑顔になってもらいたい」

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