にしの風 2022年7月号
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長崎びわ産地活性化推進協議会は5月12日、同協議会推進本部委員の濵口理長崎びわ部会長とJA全農ながさきの白石哲郎県本部長らがJA長崎県中央会の辻󠄀田勇次会長を訪れ、県特産品びわ「なつたより」を贈呈し、生産概況や出荷計画を報告しました。初夏の味覚である「なつたより」を味わってもらおうと毎年実施しています。今年産の露地びわは3月上旬頃まで気温が低く推移したため、昨年より10日遅い出荷となりました。生産量は290㌧(前年比105%)、大玉品種の「なつたより」は71㌧を計画し、出荷ピークは5月下旬を見込んでいます。辻󠄀田会長は「収穫量日本一を誇るびわを今以上に拡大できるようご尽力いただきたい」と激励しました。それに対し、濵口部会長は「なつたよりを通じて多くの方へ長崎の初夏の味を届けたい」と話しました。5月18、19日の2日間、県南家畜市場(雲仙市吾妻町)で5月期子牛セリ市を開きました。JA島原雲仙、JAながさき県央、JA長崎せいひ管内から黒毛和種の雌牛346頭、去勢牛541頭の合計887頭が上場され、うち866頭の取引が成立しました。JA全農ながさき県南家畜市場の山本達志所長は「生産資材価格の高騰も影響し、5月期の相場は低迷したが、生産者、JA、関係者一体となり素牛の資質向上に努めていく」と話しました。長崎びわ産地活性化推進協議会5月期子牛セリ市びわ「なつたより」今年も味わって866頭成立5月期子牛市場成績表(18~19日合計)辻󠄀田会長(左)と濵口部会長セリの様子(単位:円)最高値メス1,100,000988,900去勢合計1,100,000      6最低値平均価格kg単価前回比92.03%254,100220,00082.82%86.87%220,0002,0432,2302,161(価格はすべて税込)565,576654,994620,714

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