にしの風 2022年8月号
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山川会長  時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より、本会事業運営につきましては格別なるご協力を賜り厚くお礼申し上げます。この度、全農長崎県本部運営委員会会長に就任いたしました。身に余る重責ではございますが、県内農業の発展に向けて精一杯の努力をしてまいる所存でございます。さて、国内農業は、農業者の高齢化や後継者不足による農業就業者人口の減少、労働力不足による耕作放棄地の拡大など、農業生産基盤の維持・拡大に大きな課題が生じています。加えて、海外原料価格の高騰による生産コストの上昇など、農業を取り巻く環境は厳しさを増しており、今後さらに行政をはじめ関係機関と連携して対策を講じていく必要があります。こうした厳しい状況のなか、本会は今次中期計画(令和4〜6年度)において、2030年の全農グループのめざす姿を「持続可能な農業と食の提供のために“なくてはならない全農”でありつづける」と位置づけました。その実現に向け、「生産振興」「食農バリューチェーンの構築」「海外事業展開」「地域共生・地域活性化」「環境問題など社会的課題への対応」 「JAグループ・全農グループの最適な事業体制の構築」の6つの全体戦略に取り組み、組合員・JA・消費者に必要とされる事業を展開していきます。最後になりましたが、組合員・JAならびに地域の皆様の負託に応えるため全農グループ一丸となって努力してまいりますので、より一層のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。全国農業協同組合連合会長崎県本部運営委員会          重幸3にしの風就任のご挨拶

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