にしの風 2022年10月号
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JAグループ長崎長崎県花き振興協議会・長崎県花き振興協議会きく部会長崎県知事へ新米を贈呈重陽の節句に向けて菊花アレンジメントを贈呈JAグループ長崎は8月29日、長崎県庁で大石賢吾知事らに令和4年産新米「コシヒカリ」を贈呈しました。JA長崎県中央会の山川重幸会長と県内JA組合長らが出席しました。真壁正二郎副会長は「令和4年産米は農業資材価格の高騰に加え、異常気象の影響を受けた厳しい生産状況となったが、水を張り温度を下げるなど生産者の努力で品質は良好。つやとねばりが特徴の『コシヒカリ』をぜひ堪能いただきたい」と話しました。これに対し大石知事は「生産者の厳しい状況は理解している。大変な思いで作られた米を生産者が儲かるようPRしていく。『コシヒカリ』のほか『なつほのか』『にこまる』など県産米を県民の皆様に楽しんでもらい、食の安全を守っていきたい」と話しました。長崎県花き振興協議会と長崎県花き振興協議会きく部会(事務局補佐=園芸部特産課)は、江戸時代から不老長寿の繁栄を願う行事として親しまれている9月9日の「重陽の節句」に飾ってもらおうと、大石賢吾知事へ菊花アレンジメントを贈呈しました。贈呈式は長崎県庁で行われ、同部会の本多秀史部会長がディスバッドやスプレーギクを使った色鮮やかな菊の花束と菊のコサージュを大石知事へ手渡しました。今年度は早期の梅雨明けによる高温で花芽分化が遅れやすく、例年以上に管理が厳しい状況でしたが、生産者の細やかな栽培管理により高品質な菊を出荷することができました。大石知事は消費者に対し「長崎県産の菊は花が大きくて日持ちが良いのが特徴。ぜひ『重陽の節句』だけでなく普段の生活の中でも長崎県産の菊を楽しんでいただきたい」と話されました。これに対し本多部会長は「燃油・資材の高騰により厳しい状況ではあるが、花き業界一体となり、長崎の花き振興のため尽力していきたい」と話しました。同協議会・同部会は今後も花きの消費拡大PR、九州をはじめ全国の花き生産者との情報交換等を積極的に行っていきます。         6新米を受け取る大石知事(中央)と山川会長ら大石知事(左)と本多部会長菊花アレンジメント

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