にしの風 2022年10月号
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「長崎県代表牛」出品者壮行会令和4年産長崎みかん出荷協議会「長崎和牛」日本一奪還へ長崎みかん出荷計画1万9,124㌧全国和牛能力共進会「長崎和牛」推進協議会は長崎市内で9月9日、県、県議会、市、JA関係者ら約80人が出席のもと、10月6日に開幕する鹿児島全共の県代表牛出品者壮行会を開催し、第1〜8区と特別区に出品する代表者ら同協議会の川﨑裕司会長は、「出品牛は日本一を取れる仕上がり」と話し、JA長崎県中央会の山川重幸会長は「全共がこれまでも長崎和牛のブランド確立に向けた貴重な大会であったことは言うまでもありません。本番では長崎和牛の実力を発揮できることを期待している」と出場者らを激励しました。種牛の部を代表して平山義雄さん、肉牛の部を代表して山本満年さんが決意表明し「『長崎和牛』の品質証明のために最高の状態で全共に臨む」と話しました。最後に、諫早農業高校の女子生徒3人による頑張ろう三唱が行われ、日本一奪還へ向け気持ちを一つにしました。園芸部果樹課は9月13日、長崎県JA会館で令和4年産長崎みかん出荷協議会を開催しました。生産者、JA、市場関係者、県関係機関ら48人(うちWEB20人)が出席しました。令和4年産長崎みかんのJA系統出荷計画量は1万9,124㌧を見込んでいます。開催にあたり白石哲郎県本部長は「正確な情報を市場の皆さまに発信し、積極的な販売促進を行い、再生産価格を上回る販売に努めていくとともに、産地は品質向上を行い、出荷量の確保・計画出荷に努めていきたい」と挨拶しました。令和4年産長崎みかんは、表年傾向だった前年の着果ストレスや秋冬期の乾燥、冬季の低温により着果量が少なく、前年より大幅に生産量が減少することが予想されますが、肥大・品質ともに平年並みで推移しています。今後もフィガロン乳剤の散布、マルチの開閉、果皮障害対策の実施を指導し、品質向上の徹底を図ります。に、重点生産対策として 量の確保 ②シートマルチ管理の徹底 ③果皮強化ならびに秋芽処理 ④腐敗果防止対策 かんの貯蔵管理の徹底 勢回復の対策を講じることを確認しました。市場や消費者から信頼される長崎みかんを計画的に出荷・販売するため、市場・生産者・JAグループが連携を図るとともに、長崎みかんの銘柄向上対策として、ポスターなどの販促資材を作成し、県統一資材を活用した販売促進に取り組みます。①生産⑤越年み⑥早期樹12月に迎える出荷ピークを前23人を激励しました。        8長崎県代表出品者ら頑張ろう三唱をする参加者挨拶する白石県本部長

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