にしの風 2022年11月号
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9月23、24日の2日間、県南家畜市場(雲仙市吾妻町)で9月期子牛セリ市を開きました。通常18、台風の影響により開催日を延期しました。JA島原雲仙、JAながさき県央、JA長崎せいひ管内から黒毛和種の雌牛384頭、去勢牛468頭の合計852頭が上場され、うち826頭の取引が成立しました。平均取引価格は雌で455,010円(前回比94・2%)、去勢で609,033円(同98・1%)、総平均は541,159円(同96・3%)。最高価格は雌で1,037,300円、去勢で999,900円でした。(価格はすべて税込み)県南家畜市場の山本達志所長は「農業資材価格の高騰の影響で全国的に相場は引き下げとなり、当市場も厳しい結果となったが、今後も関係者一丸となり、資質の高い素牛の生産指導に努めていく」と話しました。県南家畜市場は10月からは毎月セリを行うことを決定。偶数月は1日間(20日)、奇数月はこれまで通り2日間(18、19日)に開催します。全農ながさきはJR九州の企画「36ぷらす3おもてなし企画」で、令和3年4月から令和4年9月まで改札口に特設コーナーを設け、県産農産物のPR販売を行いました。同企画を走行開始から一緒に盛り上げたとして、10月6日、JR長崎駅の職員から感謝状を贈呈いただきました。PR販売は、九州全県を巡るJR車両「36ぷらす3」がJR長崎駅へ到着する時間に合わせて実施。乗客に県産農産物をPRしようと、旬の農産物や農産加工品、リンアイブランド製品などを販売しました。また、コロナ禍で試食ができない代わりに旬の農産物をラッピングして乗客や通行客へ配布するなと、訪れた多くの方へPRしました。9月期子牛セリ市826頭が成立JR九州から感謝状贈呈          69月期の子牛市場白石県本部長(中央)とJR九州の職員農産物販売コーナー(R3.10撮影)19日に開催していますが、今回は36ぷらす3おもてなし企画

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