にしの風 2022年11月号
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         7肥料農薬部肥料農薬課が加入する長崎県施肥防除協会は10月県の関係者ら38人が参加のもと、諫早神社で安全祈願祭を開催しました。同祈願祭は、今年の豊作と農薬による事故の無発生の祈願、農薬で駆除する害虫の供養を目的としています。同協会は今後もこのような取り組みを通じて消費者へ農薬の必要性と安全性を理解していただき、長崎の農業の応援団づくりを進めていきます。農産部農産課が事務局を務める長崎県JA農産物検査協議会は10月25日、普通期米の本格出荷を前に、諫早市で令和4年産普通期米検査格付程度統一会を開催しました。同統一会は農産物検査技術の維持向上を目的としており、県下JAの農産物検査員46人が参加しました。今年は梅雨が早々に明けましたが、長雨による日照不足や台風の影響で、9月15日の作況指数は97と、昨年に続いて数量・品質が懸念されています。各JAが「コシヒカリ」「つや姫」「なつほのか」「にこまる」「ヒノヒカリ」「恋初めし」「おてんとそだち」合わせて65点を持ち寄り、農産物検査員らが班ごとに分かれて鑑定を実施。九州農政局の検査技術指導官の指導により等級を確認しました。また、今年から機械鑑定を前提とした農産物検査規格が定められたことに伴い、穀粒判別器のメーカー3社を招き、機器の性能や測定結果の説明が行われました。農産物検査員は品質基準に応じた適切な検査を実施し、今後の本格出荷に備えます。令和4年度安全祈願祭令和4年産普通期米検査格付程度統一会農薬による事故の無発生を祈願本格出荷に合わせ検査員の基準統一祈願する岩永正剛肥料農薬部長鑑定を行う農産物検査員説明を聞く参加者13日、県内JA、農薬メーカー、

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