にしの風 2022年12月号
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第7回長崎県系統肉豚枝肉共励会令和4年度小麦栽培講習会JAながさき県央山本竜一さん金賞令和5年産小麦の安定供給を図る畜産部畜産課は10月25日、佐世保市で第7回長崎県系統肉豚枝肉共励会を開催しました。この共励会は、生産者の飼養管理技術向上による養豚経営の安定・生産基盤拡充を図ることと、養豚農家および系統養豚事業の活性化を目的としています。県内系統養豚生産者が出品した60頭の中から、最高賞である金賞にJAながさき県央山本竜一さんが輝きました。金賞受賞の枝肉は、枝肉重量3,000円の高値で取引されました。出品豚全体の成績は、枝肉重量74・1㌔、背脂肪2・0㌢、上物率78・3%でした。共励会終了後にJAながさき県央本店で行った褒賞授与式には、出品生産者、JA、県関係機関のズ(株)西九州営業所の安井健一郎審査委員長は審査講評で「各部位バランスが取れており、肉付きも良かった。肉質面についても、肉色が鮮明で、肉締り、脂質ともに良好で、スーパー・卸などの取引先からも好まれる枝肉が多く見受けられた」と総評しました。また、科学飼料研究所(株)動薬部北九州事業所獣医師の酒井学氏による「消毒と疾病対策について」の研修会も行いました。各賞受賞者は以下のとおりです。雲仙市国見町のJA島原雲仙国見支店営農研修室で10月31日、生産者、JA、県関係機関、県本部合わせて約30人が参加のもと、令和4年度小麦栽培講習会が開催されました。農産部農産課の岩永佑樹職員が小麦の情勢について「円安やロシア・ウクライナ情勢の影響もあり、小麦の相場は上昇している。一方、国産小麦は豊作が続いていることと、コロナ禍による外食需要の低下等で過剰傾向なため、今後は品質や収量の安定が求められている」と話しました。講習会では、長崎県島原振興局の担当者から5年産の作付に向けた適期播種、赤カビ防除、追肥作業等について説明が行われました。生産者からは多くの質問が上がり、熱心に受講されていました。講習会後は県産小麦「長崎ちゃん麦」を使った麺で作った皿うどんの試食が行われました。出席者からは「麺がもちもちしていて美味しい」と講評を博しました。       7   30人が参加。JA全農ミートフー令和4年度 長崎県系統肉豚枝肉共励会受賞一覧表生産者名枝肉重量販売単価販売金額褒賞受賞者の皆さん情勢説明する岩永職員金賞銀賞銅賞極上賞極上賞JA名JAながさき県央山本 竜一73.2ながさき県央山本 良一75.1長崎せいひ中村 達志75.379.6JAJA㈲大西海ファームJA長崎せいひながさき県央西岡 浩一73.1JA3,000219,6002,000150,2001,00075,30080063,68080058,48073・2㌔、販売単価は1㌔当たり

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