にしの風 2022年12月号
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令和4年産秋冬野菜類出荷協議会令和4年産いちご出荷協議会秋冬野菜類出荷始まるいちご目標販売金額110億円          8園芸部野菜課は11月4日、諫早文化会館で令和4年産秋冬野菜類出荷協議会を開催し、レタス10,308トン(前年比109%)、ブロッコリー4,518トン(前年比101%)、大玉トマト3,753トン(前年比104%)などの出荷計画を確認しました。JA、市場関係者、県関係機関ら令和4年産野菜の販売動向は、7〜8月は夏場産地の豊作傾向により一部品目で価格低迷が続きましたが、9月下旬からは、8月の局地的な大雨・天候不順による品質低下、出荷量の減少により野菜全般で価格回復となりました。長崎県内産野菜は、10月中下旬の低温等の影響を受けましたが、順調に生育しているため、12月は潤沢な出荷となる見込みです。今後の出荷に向け、出荷および商品性向上対策として①生産数量・出荷時期の把握、計画出荷の実施 ②適期収穫の励行、規格選別基準の統一 徹底 ④JAにおける荷受け品質検査の実施―に取り組むとともに、流通および販売強化対策として①重点市場への継続出荷 地情報、消費地動向の把握 費宣伝活動の実施 の拡大―に取り組みます。③生産履歴回収の②他産③消④契約的販売園芸部野菜課は11月8日、諫早市で生産者、JA、市場関係者、県関係機関など94人が参加のもと、令和4年産いちご出荷協議会を開催しました。令和4年産いちごの栽培面積は200・7㌶と、生産者の高齢化等により若干減少しましたが、前年産以上の出荷量8,499トン(前年比102%)を計画しています。単価は㌔当たり1,300円で、販売高は昨年に引き続き110億円を目標に定めています。品種ごとの栽培面積は「ゆめのか」が半数以上を占めており、元年産から本格的に導入された「恋みのり」の面積が4期連続増加しています。本年産の定植は、天候による大きな被害を受けることなくスムーズに行われました。10月に入り気温が低下し生育環境は順調で、 大きな山谷のない平準した出荷を見込んでいます。本年も引き続き「お客様に愛される長崎いちご」を目指して栽培管理の徹底や消費宣伝等を実践し、前年産以上の販売結果が得られるよう生産者、指導員一丸となって取り組みます。開会にあたり挨拶する白石哲郎県本部長29人が参加しました。

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