にしの風 2023年2月号
4/12

大粒で鮮やかな赤色をした「ゆめのか」を栽培“スピード”と“タイミング”が大切平戸市でいちご「ゆめのか」を約28㌃の面積で栽培する森部会長。    Ag-4「1歳の孫が毎日5個もいちごを食べるんですよ」と微笑みながら話してくださいました。今月は、いちごを作り始めて約30年という森部会長の現在の栽培方法などを教えていただきました。つし厚あさんJAながさき西海 (JA長崎県いちご部会副部会長兼任)平戸いちご部会部会長 森もり   riParadiseいちご主な産地:長崎県全域出荷時期:11月~6月 「ゆめのか」の特長は、大粒で鮮やかな赤色と、甘くて程よい酸味。そしてたっぷりの果汁があることです。就農当初は、ましたが、「ゆめのか」に切り替えたことで、6月下旬まで収穫できるようになりました。その結果、収穫量も増加し、良い成績を収めることができています。今年は品質収量ともに順調に育っていますが、クリスマスは寒かったためいちごが赤くならず、大変苦労しました。繊細ないちごはすぐに傷んでしまうため、毎朝5時頃の寒い時間帯に収穫し、すぐに冷蔵庫へ保管します。収穫したいちごは翌日朝に検査を行い、梱包して市場へ到着。次の日には店頭へ並べています。作業を休んでしまうと、色がつきすぎたり、品質が低下したりする恐れがあるので、その日の気候に合わせて1日お11月中旬から5月の連休まで収穫してい森部会長JAながさき西海 平戸地区たまねぎ部会 部会長 小お川がわ 重しげ雄おさんパラダイス「新規就農者を育てて  西海ブランドを維持する」

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る