にしの風 2023年3月号
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令和4年度塩きり麹みそコンクール記念品贈呈式令和4年産玉葱出荷協議会特等賞受賞者2人を称える早生玉葱9,042㌧、普通玉葱431㌧を計画JA全農九州エネルギー生活事業所長崎推進課は、12月14日に実施した「塩きり麹みそコンクール」で特等賞を受賞した、JA島原雲仙愛野支店の栗田弘美さんとJAながさき県央真津山支店の大石寿美子さんに対し、記念品贈呈式を行いました。みそ作りを始めて約20年の栗田さんは今回初受賞となりました。作るときのポイントは「カビが生えるのを防ぐため、空気を入れないよう保管しています。今年の大豆は柔らかかったので、すりつぶしやすく、熟成の速さに繋がったと思う」と分析されていました。また、「周りから『継続は力なりですね』と声をかけてもらった」と笑顔で話してくださいました。大石さんはみそ作りを始めて約となりました。「みそ作りで気を付けていることは温度管理です。周りの方から様々なアドバイスをいただきました」としながらも、「みんなでワイワイ楽しく作るのが一番です」と話してくださいました。吉田宏幸愛野支店長と糸山淳真津山支店長からそれぞれ記念品贈呈が行われ、お二人とも「来年以降もみそ作りに挑戦したい」と意気込みを語ってくださいました。園芸部特産課は2月6日、生産者、JA、市場関係者ら38人が参加のもと、諫早市で令和4年産玉葱出荷協議会を開催しました。令和4年産玉葱の出荷量の計画を早生9,042㌧(前年比133%)、普通431㌧(同100%)に決定しました。令和4年産玉葱は、早生218㌶、普通13㌶で生産を開始。品種は「スーパーアップ」「早生濱豊」「濱笑」「貴錦」「七宝」などが作付けされています。本年産は、1月下旬の寒波により生育遅れや小玉傾向となることが懸念されますが、病害虫の発生は少ないことから、品質良好で平年並みの生育を見込んでいます。今後の気温上昇に伴い、べと病の発生リスクが高いことから、防除等の対策をするよう注意喚起しました。また、協議会統一の重点目標として①出荷見通しの早期把握 ②個別選果における風乾と選果選別の強化 とした計画的な継続出荷に取り組むことを確認しました。担当者は「長崎県産は『高品質のタマネギ』として出荷していくため、当協議会の内容を部会員とも共有してもらい、今後の出荷に備えてもらいたい」と呼びかけました。③重点市場を中心          650年。今回2回目の出品で初受賞吉田支店長(左)と栗田さん大石さん(左)と糸山支店長開会にあたり挨拶をする藤本善平県部会長

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